静かな道 暗い照明
見つけた街灯にいつもあなたがいる
「おかえり」
すぐに駆け寄って優しく笑ってくれる
どんなに私が あなたを見ていないとしても

部屋の中の温度はいつも冷たい
そして差し出してくれるコーヒーは
何故かいつも とても甘く感じる
その度に 苦しくて 苦くて
息が詰まりそうになる
だって知ってるから

あなたが私に 嘘じゃないってこと
触れようともせず 抱きしめてること
それだけを残して帰っていくから
私はいつも伝えたいことを言えないでいる
ごめんねじゃなくて そうあなたに


静かな道 暗い照明
見つけた街灯にあなたはいなかった
「おかえり」
すぐに聞こえてくる声も姿も
あたりを見回しても あなたはどこにもいなくて

部屋の中の温度はやっぱり冷たい
差し出してくれるコーヒーもなくて
…これでいいのかもしれない
その度に抱える感情がなくなるのなら
けれど

――「君の傍にいたいと想ったんだ、」
ああ 知っていたのに

あなたが私に 嘘じゃないってこと
触れようともせず 抱きしめてくれること
残して帰っていくのは あなたじゃなかったの
あなたはずっと待ってくれてたんだ
私だけの言葉を暖かさをあなたに

もう戻れないかもしれない
時間はずっと刻んでゆくだけで
時を止めることすら知らない
だから今度は 私が探すから
私はあなたを 見ているから

あなたの名前を呼ぶ 大きな声で
振り返る姿に ゆっくりと息を飲む
声が震えて 喉の奥がとても熱い
涙が溢れそうだよ
だけど伝えなくちゃ あなたに今

あなたが私に嘘じゃないってこと
触れようともせず 抱きしめてくれること
私はあなたに伝えたいことがあるの
ねぇお願い これだけでいいから聞いて…
「ありがとう」

あなたはいつものように そっと優しく笑ってくれた
どうしようもなくて私は今 傍までの短い距離に
そっと…駆け寄ったの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

【歌詞】light.

久しぶりの投稿です

閲覧数:140

投稿日:2014/11/09 07:20:16

文字数:800文字

カテゴリ:歌詞

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