わるまじろ

世界はまるであわのように
とけてなくなるから
にじむインクの線は途切れて
うかぶ白紙の地図はひっさけた
触れる風が朝を象っていた
世界はまるでおとぎばなしみたいに
つなぐ手を解いたから
茹るあなたの愛を頬張って
酸いも甘いも全部つっぱねた
ハンカチはさ、忘れてきたってさ...

うちゅうじんになるための
おそろいのぽんぽん
ぴんくのぽんぽんをなくしたゆめをみた
ペットのグッピーにいきなりのりうつり
ひゅるり ちゅうをまって
たっきゅうびんにまぎれて
かんぱち通りにきえてった ゆめをみた
またぴんくのぽんぽんをなくしたゆめがさめ
びっしょりになったまくらをてんぴぼし
このし...

厚く塗ったファンデーション　予防線に
ありふれた言葉　君に送る
平行線でも　それでいいよ
邪魔はしないから　夢見させて
きっと　きっと　届かないなんて
そんな　ことは　分かっているから
だけど　だけど　せめて今だけは
甘い　甘い　夢を見たままで
熱くなって感情論　もうイヤだな
近づきすぎたら　壊れち...

1.
交差点で一人　街の中、知らぬ存ぜぬの息
春は曙に暮れ　僕たちは黄昏に暮れる日々
水路に反射した白　履き慣れた靴にこびりつく黒
ビルの日陰は待ち惚け　針の筵に蹲る虚栄
温もりを忘れるな少年
人生は途切れ途切れで
曇る網膜に焼き付けな
「もう一度」と立つ小さな英雄
死なないことが知りたかった...

響かせていく
The party's over お芝居はお終い
止まらない
We get it, we get it go
導いて頂戴
Don't cry
あたらしい今も
Throwback
気後れないように創るから
必ず追い付いて見せるから...

気づいてしまった
この広い部屋のなかで
君からもらったものは
あのキーホルダーだけ
いつの間にか1人になって
いつの間にか冬になって
ただ過ぎていく日々に
輝きなんてないのに
過去に想いを馳せて
そこはいつでも輝いて...