「人に優しくしなさい」
なんて言葉はいつも
僕の脳裏に響いていた
きっと人間はいつしかそれを
当たり前と思って生きている

これは僕の我儘な
勝手な自己理論だ
人に優しく出来る人が
不幸である訳なんかない

分かってるんだよ
いつだってそれらは絶対で
泥を啜ってる人だって
あんなことが出来るんだ
でもどうだっていいや
僕にはそれが出来ないんだ

「嫉妬をしてはいけない」
なんて理性がいつも
君を翻意にさせていた
きっと僕達はいつしかそれを
当たり前と思って我慢する

これは僕の傲慢な
勝手な自己犠牲だ
人を妬まずあれる人が
不幸である訳なんかない

分かってるんだよ
いつだって僕らは安全で
世界のどこかの誰よりも
何倍も幸福なんだ
でもどうだっていいや
僕には何も出来ないんだ

「人に迷惑かけちゃいけない」
「五体満足だけで十分」
「世界には君よりも沢山の
 辛い思いをしている人がいる」
「生きてるだけで幸福だろう」

全部詭弁だ、それはお前が
「幸せだから言えることだろう?」

分かってるんだよ
いつだってそれらは絶対で
僕が嫌ってる人だって
色んな些事が辛いんだ
でもどうすればいいんだ
僕はただ認めて欲しいんだ

それだけなんだ

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  • 非営利目的に限ります
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綺麗事

嫉妬という叫び。

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投稿日:2020/05/31 18:37:09

文字数:524文字

カテゴリ:歌詞

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