午前零時 ただ星が啼いた 
垢抜けた日々の片隅に揺らぐ 付箋だらけの 憂鬱にそっと栞を乗せて
叙情的な 言葉の綾に
踊らされ腰を振る悪魔のよう アルカリ性の感情はそっとため息をつく
ようやっとこの世に溺れてきた 朧な月を見上げて
ハイハット抑えめでいいからさ 今はそういう気分なの

淡くタイトに 揺らぐNightに 夢を描いたの 夢を欠いたの
塞ぐ退路に 響くアイロニ これが愛だと これが哀だと
交わす言葉もないのに こっちを見ないでくれ

不適当な 情を引っ提げて
快楽の奴隷に成り下がった
痘痕だらけの 窮屈にふっとため息をつく
so that 破綻した言い訳に 歪な笑みを見立てて
こうなった緒(いとぐち)はなんなのさ 今のそういう所だよ

恨むハイドに 縋るknightに I wanna dieだと 愛は無いだと
腐る街路に 暮れるアイロニ もう疲れたと
もう突かれたと
かける言葉もないのに こっちを見ないでくれ

ようやっと終わりが見えてきてさ
こうやって平凡に堕ちていく

淡くタイトに 揺らぐNightに 夢を描いたの 夢を欠いたの
塞ぐ退路に 響くアイロニ これが藍だと これが合だと
また出会えたら 重ね合えたら
明けの黙(しじま)に 鬼の居ぬ間に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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淋夜

無色透名祭IIに投稿した「淋夜」の歌詞です。
MV(無色透名祭II)↓
https://www.nicovideo.jp/watch/so42900863?ref=nicoiphone_other

閲覧数:331

投稿日:2023/12/13 10:40:23

文字数:537文字

カテゴリ:歌詞

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