いつの日か全ては朽ちていく運命だと知って
それでも足掻くことを止めないでいた

夏の終わりと世界の真実
知らないふりをして過ごすのも限界だった
未来は膨大に思える
でも過ぎ去った時間は曖昧だから
その重みも大概だ

君は今日も澄ました顔で笑っていた
僕のことは見ていない

いつの日か全ては朽ちていく運命だと知って
それならいっそもう終わらせてよ
息を止めて痛めつけて
それだけじゃまだ

夏の終わりと世界の真実
汗と痛みと不満がへばりついたまま
「ならどんな世界がお望みだい?」
答えようとして気付いてしまう
そんな壮大なことじゃない

君が僕を見てくれたら他は要らない
望みなんてそんな程度

難しい言葉を並べ立て気取ったふりして
伝えたいことはいつも同じだった
「愛されたい」
「死にたくない」
「幸せになりたい」

いつの日か全ては朽ちていく

いつの日か笑えるよ
君が僕を見ていなくてもさ
未来は大概でも膨大だから
息を止めて痛めつけて
繋いできた
夏が終わり巡るように
僕の世界も変わるから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夏の終わりと世界の真実

閲覧数:970

投稿日:2020/08/01 19:55:43

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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