わたしを見つけたのは 小さな女の子だった
だいじょうぶ?さむくないの?って 夕暮れ

わたしは言葉を知らない 何も伝えられない
空色マフラー差し出す その子の瞳を 見つめ返す

小さなこのカラダは 風に流れてしまうから
故郷(ふるさと)も知らないの わたしは兎よ

わたしが生まれたのは どうしてだったのだろう
夕焼け色の優しさに 戸惑う

わたしは言葉を知らない 何も伝えられない
この街に冬を告げるだけ 儚いイキモノで よかったのに

小さなこのカラダは 風に流れてしまうから
故郷も知らないの わたしは兎よ

小さなこのカラダは すぐに消えてしまうから
どこにも残れない わたしは風花

小さなこのカラダは 風に流れてしまうから
故郷も知らないの わたしは兎よ

小さなこのカラダは すぐに消えてしまうから
どこにも残れない わたしは風花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

カザハナウサギ

ウナギジャナイヨ…フヘフヘフヘ…

mitt(みっと)さんの曲の歌詞募集に応募させていただきました。セツナアタタカイ、素敵な曲です。
http://piapro.jp/content/q5aj5cnik2hewhk1

ゆきうさぎ、ではないカザハナウサギ。
私の故郷では、周りの山々から飛ばされてくる風花が冬の訪れを告げます。
その結晶のひとつひとつがちいさな白い兎だったら、という妄想です。

閲覧数:177

投稿日:2009/11/12 00:44:46

文字数:372文字

カテゴリ:歌詞

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