他の誰かのモノ　そんな事分かっているから
弁えてるつもり　贅沢は言わないわ
携帯や時計を　ふと見てるそんな仕草とか
気付かないフリして　心に蓋をするの


「好きなんだ本当だよ」
「出逢うのが遅すぎた」
「また会おう平日に」
「週末はダメ」
言い訳して逃げてる　そんな言葉は聞き飽きた


はっきりしない臆病　こんな関係辟易
なのに求める背徳　制御できない感情
「愛している」の言葉を　私の耳に降らせてよ
「好き」の２文字じゃ足りない　堕ちる所まで堕ちよう

ほんの一秒でいい　私だけを見て


週末昼下がり　公園で見てしまったのよ
父親の顔して　子供と遊ぶ姿


「同僚と飲んでるよ」
「もう少し遅くなる」
「先に寝ていいからね」
お願いやめて
私という存在　簡単に消さないでよ


現実を見て絶望　こんな恋なんて泡沫
なのに溺れる愛欲　いつか受けるはず制裁
頭の中じゃ分かって　いるのに心が暴走
引き返せない想いは　どうする事で止まれるの？

もしも誰か私を１番だと言う　人が居たらこの恋終わりにできるの？


絶対に無い進展　話の見えてる結末
抜け出したいの混沌　しなくちゃいけない決心
言ってみようか別れを　「もうあなたなんて要らない」
足掻いてみてもあなたは　引き止めて等はくれない

望みのない恋から　逃げてしまえたら
いつの日にか来るかな　徒花の最期





☆★☆★☆★☆★☆★ひらがな表記★☆★☆★☆★☆★☆


ほかのだれかのもの　そんなことわかっているから
わきまえてるつもり　ぜいたくはいわないわ
けいたいやとけいを　ふとみてるそんなしぐさとか
きづかないフリして　こころにふたをするの


「すきなんだほんとだよ」
「であうのがおそすぎた」
「またあおうへいじつに」
「しゅうまつはダメ」
いいわけしてにげてる　そんなことばはききあきた


はっきりしないおくびょう　こんなかんけいへきえき
なのにもとめるはいとく　せいぎょできないかんじょう
「あいしている」のことばを　わたしのみみにふらせてよ
「すき」のにもじじゃたりない　おちるところまでおちよう

ほんのいちびょうでいい　わたしだけをみて


しゅうまつひるさがり　こうえんでみてしまったのよ
ちちおやのかおして　こどもとあそぶすがた


「どうりょうとのんでるよ」
「もうすこしおそくなる」
「さきにねていいからね」
おねがいやめて
わたしというそんざい　かんたんにけさないでよ


げんじつをみてぜつぼう　こんなこいなんてうたかた
なのにおぼれるあいよく　いつかうけるはずせいさい
あたまのなかじゃわかって　いるのにこころがぼうそう
ひきかえせないおもいは　どうすることでとまれるの？

もしもだれかわたしをいちばんだという　ひとがいたらこのこいおわりにできるの？


ぜったいにないしんてん　はなしのみえてるけつまつ
ぬけだしたいのこんとん　しなくちゃいけないけっしん
いってみようかわかれを　「もうあなたなんていらない」
あがいてみてもあなたは　ひきとめてなどはくれない

のぞみのないこいから　にげてしまえたら
いつのひにかくるかな　あだばなのさいご