照りつける
　日差しには
　つば広帽子を

　出番だよ
　お気に入り
　白いワンピース

　吹く風
　ふわりと
　黒髪
　撫でてく
　夏の日


　いつもより
　大胆に
　なる夏の魔法

　長い髪
　白い肌
　チラチラ見られる
　
　今だけ
　あたしは
　真夏の
　天使よ
　なんてね

　誰もが少し
　開放的に
　変われる夏は
　素敵なものね
　だけど日焼けは
　乙女の敵よ
　日焼け止め塗り
　忘れないでね

　風に吹かれて
　浜辺を歩く
　気分は少し
　詩的な感じ
　微かに響く
　波の歌声が
　聴こえる？


　日の光
　それよりも
　輝くわあたし

　いつもより
　自信満ち
　夏だけの魔法

　ひと際
　輝く
　あなたに
　目配せ
　気づいた？

　夏は短し
　恋せよ乙女
　ひと夏の恋
　それは嫌だわ
　線香花火
　みたいにすぐに
　消えちゃう恋は
　お断りなの

　夏の日差しに
　負けないくらい
　熱い想いを
　ぶつけて欲しい
　捕まえてみて？
　あたしは真夏の
　天使よ

　白いスカート
　長い黒髪
　ふわりと舞わせ
　逃げて魅せるわ
　熱い視線に
　射貫かれながら
　気づかないふり
　あなたに笑むわ

　つれないけれど
　よそ見しないで
　秘めた想いに
　口づけをして
　追いかけていて
　あたしはあなたの
　天使よ


　てりつける
　ひざしには
　つばひろぼうしを

　でばんだよ
　おきにいり
　しろいわんぴーす

　ふくかぜ
　ふわりと
　くろかみ
　なでてく
　なつのひ


　いつもより
　だいたんに
　なるなつのまほう

　ながいかみ
　しろいはだ
　ちらちらみられる

　いまだけ
　あたしは
　まなつの
　てんしよ
　なんてね

　だれもがすこし
　かいほうてきに
　かわれるなつは
　すてきなものね
　だけどひやけは
　おとめのてきよ
　ひやけどめぬり
　わすれないでね

　かぜにふかれて
　はまべをあるく
　きぶんはすこし
　してきなかんじ
　かすかにひびく
　なみのうたごえが
　きこえる？


　ひのひかり
　それよりも
　かがやくわあたし

　いつもより
　じしんみち
　なつだけのまほう

　ひときわ
　かがやく
　あなたに
　めくばせ
　きづいた？

　なつはみじかし
　こいせよおとめ
　ひとなつのこい
　それはいやなの
　せんこうはなび
　みたいにすぐに
　きえちゃうこいは
　おことわりなの

　なつのひざしに
　まけないくらい
　あついおもいを
　ぶつけてほしい
　つかまえてみて？
　あたしはまなつの
　てんしよ

　しろいすかーと
　ながいくろかみ
　ふわりとまわせ
　にげてみせるわ
　あついしせんに
　いぬかれながら
　きづかないふり
　あなたにえむわ

　つれないけれど
　よそみしないで
　ひめたおもいに
　くちづけをして
　おいかけていて
　あたしはあなたの
　てんしよ