頭サビ
辛い時寄り添って、
笑いたい時笑って、
手を繋いでよく眠った。
それだけで良かった、
幸せだったのにな。
…君は出て行った。

A
コンビニ新作スイーツ
買う癖は君のせい
苦手な生クリームだって
二人なら美味しかったな
本当は気になるサスペンスでも
恋愛ドラマ並んで見たね
笑って泣いて怒る横顔
画面よりも釘付けだ

B
香水もお揃いの服も
記念日にあげたお酒も
思い出と面影と匂いを
狭いワンルーム敷き詰めてさ
去っていくんだね

サビ
辛い時寄り添って、
笑いたい時笑って、
手を繋いでよく眠った。
それだけで良かったのに。
不満さえ我慢しないで、
泣き疲れるまで泣いて、
喧嘩の後小指繋いだ。
それだけで良かった、
幸せだったのにな。
…君は違ったんだ。

A
最近帰りが遅いこと
忙しいって言い訳を
疑ってぶつかって繰り返して
二人で話し合えたら
本当は隠していた涙でも
ありのままでさらけ出して
聴いて叫んで心の声を
『たられば』を積み上げる

C
「あなたの隣で堂々と、
恋人だよって言いたかった」
最後ちょっと振り向いた君を
いつもみたいに見送る朝
何も言えなかった、ただ
伸ばした手が空気を掴んで
ドアが閉まってった…

落ちサビ
辛い時寄り添って、
笑いたい時笑って、
手を繋いで眠れたら、
それが幸せだったのに。

ラスサビ
こんな時寄り添って、
笑えるまで泣いて、
手を繋いで眠ろうよ。
それだけで良いでしょう？
言葉なんて紡がないで、
隙間埋めるハグをして、
心も繋がれたなら。
それだけで良かった、
幸せだったのにな。
…君は違ったんだ。

A
コンビニ新作スイーツ
買う癖は君のせい
苦手な生クリームだって
二人なら美味しかったな