ほらご覧 顔をあげてごらん
朝陽が見えるよ

金紫色に照る あなたの横顔
特別な言葉を持ち合わせていない わたしの話を
それでもあなたは 快く聞いてくれる
優しい顔ね 美しくて 宝石のようで
聞いて 聞いて わたしの声……

ほらご覧 勇気出して
一歩踏み出そう
いつの間にか 動かなくなったあなたの足
わたしを拒み続けたあなた
どうすればいいの? 嫌いになってしまったの?
重ねて問いかけて 返ってくる答えはない あなたの声が遠い

わたしは あなたを助ける術(すべ)を知らない
わたしは ただ あなたを愛するだけ……

七色に煌めく 星空を眺め
あなたは言ったね 「もうお別れだよ」と
「君は旅立つ ここを離れて だから、もう
さよなら……」
冷たい永遠(とわ)の王の言葉 なのにどうして あなたの顔は
あぁ 泣かないで 泣かないでよ 愛しい人
幾千の星に照らされ こぼれ落ちる煌めき
できることならすべて掬い取り わたしの胸に収めてしまいたいよ

あなたに拒まれ 引き離され
それらすべては愛情の裏返しなの
信じていいの?
信じてしまうわ
わたしの すべてはあなた

ほら見て 前を見てごらん
夕陽が見えるよ 燃えるような紅葉に似た
なのにどうして 冷たいのよ王様
あなたの静かに眠る横顔が愛しい……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【コラボ】自由になって、囚われないで【募集】

〔 曲・絵コラボ募集㊥ 〕
巡音ルカの声をイメージして、ノスタルジックな感じに綴ってみました。
彼女の一途な恋をしているところ、その率直で純粋な感情の波と凜とした雰囲気が出せていれば……と思います。
ちなみに、
タイトルは永遠の王にあたるひとのルカへ向けた言葉です。

閲覧数:134

投稿日:2009/01/30 00:06:58

文字数:554文字

カテゴリ:歌詞

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