AB×2
不治の病 知った日に
塞ぐ僕に 君言った
今は生命あるじゃない
私 ずっと大好きよ

何がそれを証すんだ
君に何がわかるんだ
僕は 君を傷つけた
だけど君は傍にいた

今を生きることだけを
貴方自身 大切に
私想うだけだから
返らなくていいんだよ

僕が消えた後のコト
君は 僕に誓ったね
それが僕は嬉しくて
少し泣いて笑ったよ

サビ
私 貴方を忘れない
ずっと一緒に生きてゆく
ここにいるのよ分身が
だから私は生きられる

C
証 それに触れたい
僕の未来下さい
君を守り生きたい
我が子 胸に抱きたい

サビ2
君の励ましあったから
最期 産声聞けたけど
触れることすら出来ぬまま
僕は異世界行きました

口がわななき 閉じる君
笑顔なくして泣きました
最期本音が聞けました
僕の欲した答えです


「今までごめん」

「ありがとう」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

あと少し(ニコニコUP済み)

http://piapro.jp/t/siAm ←曲作っていただきました!素敵です☆

主人公:姿的にはボーカロイドの鏡音レン(蒼=あお)
レンの恋人:姿的には初音ミク(桜=さくら)

☆蒼の絶望、桜の想いやり、蒼の苛立ち、桜の愛、桜の喜び、桜の涙、蒼の感謝。
これらを含んだイメージで作っていただけると幸いです。

蒼が交通事故で両親を亡くした日、遺言にあったのは、
蒼の不知の病を告げる言葉だった。

駆けつけた恋人・桜は言った。
「今は生命あるじゃない」
「私、ずっと大好きよ」と。

桜の優しい言葉は、
蒼をより深い闇へ落とす。

蒼は桜を傷つける言葉を投げた。
何度も何度も。

けれど桜は、それでも蒼の傍に居た。

そして、何があっても蒼を責めなかった。

「今を生きることだけを」
「貴方自身、大切に」
「私、想うだけだから」
「返らなくていいんだよ」

桜の一途な想いに、蒼は少し泣いて笑った。

「私、貴方を忘れない」
「ずっと一緒に生きてゆく」
「ここにいるのよ、分身が」
「だから、私は生きられる」

そう、桜のお腹の中には蒼の子供がいた。

それから蒼は変わる。
触れたい、未来が欲しい、生きたい、我が子を胸に抱きたい。と。

蒼の最期の日、桜は別室で頑張って子を産んだ。
そして、桜は出産の喜びの涙を、
蒼はそんな傍ら、喜びと哀しみの涙を流した。
なぜなら、蒼にはもう我が子を抱く力がなかったから。

それを見た桜は、初めて蒼の前で哀しみの涙を流した。
その涙こそが、蒼の望んだ答えだった。

「今まで(泣かない強い人だと誤解して傷つけて)ごめん」

「(奇跡を)ありがとう」

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投稿日:2016/01/06 10:34:52

文字数:375文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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