ここはボカロ学園。


ボーカロイドとUTAUと少しの亜種のお話。



今回はその中の7人のボーカロイドと2人の亜種のお話。












 キーンコーンカーンコーン

 
 「はい、それでは授業を始めます」

今日もまたつまらない授業が始まった。


1限目の授業は理科。担当はカイト先生。


カイト先生は私の担任の先生でもある。


あ、紹介遅れたね!

私、ミク。初音ミクだよ!ヨロシク☆



 「えーとこれがこういうわけで・・・」


カイト先生が説明しているのを、私はあまり聞いてない。


理科とか分んなくても生きていけると思うけどなぁ。


そう思っていると隣の席のクオが手紙を回してきた。


私は手紙を開けて見ると、こう書いてあった。





 ミク、今日の昼みんなで一緒に屋上で食べようよ!
 
 ネルとかも呼んでさ

 それにしても理科つまんなくね?




クオ・・・まだ1限目なのにもうお昼の話してるwww

ま、いいかと思った私は返事を書いた。




 OK! いいよ 今からお昼のこと考えてるなんてwww

 みんな呼ぼう!
 
 でも、理科つまんないのは認めるけど・・・



と私は笑いながらクオに渡した。


クオはそれを見て何か書いていた。

また手紙が回ってきた。


 
 何で笑ってるんだよ怒 もう腹へったんだよ

 つまんないからしりとりしよーぜ

 ミクから「り」だからな



え?しりとり?しかも「り」って・・・

しかたないから私は


 「り」んご

って書いて渡した。

 
 ご「ま」

(ま?ま・・・ま・・・)

まぐ「ろ」

 
 ロミオとシンデレ「ラ」

(ら?らってなにかある?)

 ランドセ「ル」

 ル「ビ」-

 (び・・・び・・・)


その時、

 「こーら何やってんだ」

カイト先生が手紙を取り上げた。


 「えと・・・あの・・・その・・・」

私は言い訳が思いつかなかった。

 
 「それは俺から回しました」

隣のクオが言った。

 「そうなのか?」

先生が私に聞いてきたけど何も答えなれなかった。

 「授業終わったら先生のとこに来なさい」

そう言われた。

クオも黙っていた。



授業が終わり私達は無理やり先生に引きずられて職員室に連れて行かれた。


 「ったくお前ら2人は授業中に何してるんだ?」

 「えと・・・」

 「しりとりしてました」

私か言おうとしたことをクオが言った。


 「しりとりもいけないが、つまらないとはなんだ?」

う・・・それを言われては・・・

答えが出てこない私の代わりにクオが口を開いた。


 「先生が詳しく説明しすぎているからです」

え?そこ?

 「詳しく説明しないとみんなが分ってくれないじゃないか!!」


 「詳しく説明しすぎてみんなが混乱してるんです。だからテストの点数も  悪いんです」

 「そ・・・そうだったのか・・・」

えぇっ!先生今まで気付かなかったんですかぁ?!

そう落ち込む先生に私はこう言った。


 「先生、先生はもともと楽しい人ですから楽しい授業をした方がいいと思  います」


先生はしばらく考えこむと急に笑顔になってこう言った。


 「そうだよね!実は僕も自分の授業がつまらないと思っていたんだよ!
  OK 今度からそうすることにするよ
  もう教室に戻っていいよ」



と笑顔で言っていたから、もうきげんが治ったんだなと確信し教室に戻った。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ボカロ学園 Story 1 ある日のミクの一日 ①

学園ものです。

名前は・・・漢字でもよかったんだけどね!

思いつかなかった><


未来とか海人とかクオが思いつかんww

閲覧数:336

投稿日:2010/10/26 19:35:51

文字数:1,486文字

カテゴリ:小説

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  • M and M

    M and M

    ご意見・ご感想

    私が名前を漢字で書くとしたら、
    ミクは未来でKAITOは海斗で
    ミクオは変かもしれないですけど、
    未来夫とかですかね。

    2014/08/19 00:17:37

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