孤独な傀儡師


1a.
くるりらくるり 廻り廻る間は
絡繰の宴 酔い狂って
合歓も眠る 子の刻まわれば
静かに 頭首垂れる
「孤独は毒だ」 毒はどくどくと
血を巡り 隈なく冒してく
傀儡の靴 編んだその針で
皮膚を 抉る

1b.
口笛 ハモニカ ひゅるりら 響いて
くつ くつ 嗤え 踊れ

1s.
傀儡師は幻想を 綾取って遊んでた
絡巻いた沫糸 手繰るその先

2a.
ぐるりらぐるり ヒトリ 日が暮れて
紅の夕焼け もう直きに
病みの闇は 止まず病みからげ
夜ごと 腐り落ちてく
舞台を憂い フタリ 吹き溜まり
明けない絶望に 目を閉じて
勘違いした 神が匿う
傷を 探る

2b.
箱庭 目隠し 愚かな 指先
ひた ひた 辿れ 迷え

2s.
傀儡師の現世は 色褪せた砂の上
肉体失くした 魂の末路

c.
ヒトリハイヤダヨ……ダレカタスケテヨ………
クルシイサミシイカナシイイトオシイ……「ニクラシイ」……

3s.
傀儡師は幻想を 綾取って遊んでた
絡巻いた沫糸 手繰るその先
傀儡師の現世は 色褪せた砂の上
ひと度空纏った神経は もう戻らない




【読み仮名】

1a.
くるりらくるり まわりまわるまは
からくりのうたげ よいくるって
ねむもねむる ねのこくまわれば
しずかに こうべたれる
「こどくはどくだ」 どくはどくどくと
ちをめぐり くまなくおかしてく
くぐつのくつ あんだそのはりで
ひふを えぐる

1b.
くちぶえ はもにか ひゅるりら ひびいて
くつ くつ わらえ おどれ

1s.
くぐつしはまぼろしを あやつってあそんでた
からまいたあわいと たぐるそのさき

2a.
ぐるりらぐるり ひとり ひがくれて
くれないのゆうやけ もうじきに
やみのやみは やまずやみからげ
よごと くさりおちてく
ぶたいをうれい ふたり ふきだまり
あけないぜつぼうに めをとじて
かんちがいした かみがかくまう
きずを さぐる

2b.
はこにわ めかくし おろかな ゆびさき
ひた ひた たどれ まよえ

2s.
くぐつしのうつしよは いろあせたすなのうえ
かえりみちなくした こころのまつろ

c.
ひとりはいやだよ……だれかたすけてよ………
くるしいさみしいかなしいいとおしい……「にくらしい」……

3s.
くぐつしはまぼろしを あやつってあそんでた
からまいたあわいと たぐるそのさき
くぐつしのうつしよは いろあせたすなのうえ
ひとたびからまったいとは もうもどらない



(了)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

孤独な傀儡師

モンマニさん「【初音ミク オリジナル】孤独な傀儡師 歌抜き ベタうち」に投稿。
http://piapro.jp/t/-BKJ
時間かかったけどこの手のものは楽しい。

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閲覧数:219

投稿日:2012/09/21 15:27:02

文字数:1,059文字

カテゴリ:歌詞

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