ある日の午後の昼下がり
真っ白ウサギを追いかけて
歪んだ扉を潜り抜け
不思議な世界へ走っていった

真夜中の3時
帽子を目深にかぶった帽子屋
普通の大きさとはいえない眠りネズミ
気が狂った三月ウサギ
すべての時計は3時を指している
月夜のお茶会

空が赤く滲んだ夕方
目の前に聳え立つ豪奢な城
城の扉を開けてみれば
大鎌を持った首が好きな女王様
あなたの首に気をつけて?
ハートの城


赤と黒の道
こんなところ知らないわ
血のように赤い空
夜の闇よりも濃い黒の道
後ろから芋虫さんの声
「チェシャ猫にはお気をつけ 甘い言葉で欺くよ」
振り返ると森の中


木の上には笑ったチェシャ猫
「公爵夫人の家はあっちだよ」
公爵夫人の家は行ったよ
「こっちは帽子屋の家だよ君はこっちにまだ来ちゃ駄目なんだ」
何を言っているの?
「ハートの城には行ったかい?」
そこであなたに逢ったでしょう?
「じゃあ今度は裁判を受けなきゃいけないんだ」


滅茶苦茶の世界
裁判は硝子の箱
輝いて散ればまた赤と黒の道

違うのは

後ろに真っ赤な眼の白兎がいたこと


『アリス 君はココに来ちゃいけなかった

       君のために 君が望まなくても僕は 君を  』



狂った住人

狂った世界

赤と黒の世界

アリスの記憶


さぁいらっしゃい

あなたが見る アリスの世界

白ウサギを追ってこの世界の真実にたどり着けるか 否か

たどり着けなかったら、



『 ア リ ス 』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

歪んだ 国の アリス

歪みまくってます。笑。
描いてくれる人がいたら随時募集中ですよー!
誰も書かないでしょ、というツッコミはしないでー。

“たどり着けなかったら、”
の続きはご自由にお考えください。

閲覧数:470

投稿日:2008/07/27 19:20:17

文字数:635文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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