其れは遥か、遠くのことで
積乱雲が、たちこめて居た
ぽつりぽつり、黒と灰と赫
夢を見ない、朽ち果てゆく蝶


其処に僕は、立ち尽くし只
染まる土と、華を視て居た
翅をもがれ、晒された四肢
悲しきかな、恍惚に歪む


手に抱けぬと
解っていながら
欲が勝り
故に潰し嗤った
赫が美しい
泥々とまるで
チヨコレイトに沈む


舐めて仕舞おうか・・・




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【以下、読み方】


それははるか、とおくのことで
せきらんうんが、たちこめていた
ぽつりぽつり、くろとはいとあか
ゆめをみない、くちはてゆくちょう


そこにぼくは、たちつくしただ
そまるつちと、はなをみていた
はねをもがれ、さらされたしし
かなしきかな、こうこつにゆがむ


てにいだけぬと
わかっていながら
よくがまさり
ゆえにつぶしわらった
あかがうつくしい
どろどろとまるで
チヨコレイトにしずむ


なめてしまおうか・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

愛欲チヨコレイト

今回は無駄に漢字を使ってみました。
ダァクな感じに。

蝶と蜘蛛の話なんですが、
蜘蛛的な表現はあえて避けたので
擬人化してイメージしていただけるといいかな。
「チヨコレイト」は普通に「チョコレート」と読んでください。

激しく曲が付けづらいと思いますが(短いし)、
楽師様、絵師様をひっそり募集いたします・・・。
期限はとりあえずナシで><

閲覧数:374

投稿日:2008/09/18 17:18:53

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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