千本桜 ~脱走姫様~  プロローグ後篇―第一話

投稿日:2012/04/19 21:42:40 | 文字数:2,032文字 | 閲覧数:658 | カテゴリ:小説

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今回から本編に入っていきます。

この小説のミクさんは人の話を聞きませんw

そして、レン君は双子っぽい感じを出すため、学ランはやめました。
リンちゃんがリボン、レン君がネクタイのつもりですw

ちなみにミクのお姉さん、『ミキ』はmikiではありません。
理由は物語が進むにつれてわかってくると思います…。はい。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15630734

本家様

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TEXT
 

プロローグ後編―第一話



こうしてミクはネルに引き取られた。
ネルにも恋人がいた。
城から追い出されたが恋人の家で生活することになった。
そして間もなく二人は結婚した。
ミクが引き取られてから2年後の冬に2人の間に子供が生まれた。
双子の男の子と女の子だ。
そしてその双子は女の子の方が鈴(リン)、男の子の方が蓮(レン)と名付けられた。

生まれて間もなく双子の父親は元々趣味であった旅に出た。
しかし、その父親が帰ってくることはなかった。


そしてその双子が生まれた3年後、ミクは城に仕える者たちによって城に連れ戻された。
ミクの双子の姉、未来(ミキ)が病気で亡くなったのだ。
ミクはミキとして王女になった。

いきなり連れてこられたミクは家が愛おしくて仕方がなくなり、度々脱走するようになった。
これがミクについたあだ名『脱走姫様』の由来だ。

いるはずのないミクが初めて脱走してきたときはネルも驚いた。
しかし双子のリンとレンが嬉しそうだったので、あえて怒ったり帰るようには言わなかった。

しばらくして城に仕える者たちが連れ戻しに来る。
リンとレンは号泣してミクから離れようとしない。
さすがにこの時はネルも離れるように言った。

「お姉ちゃんはお姫様だから」


―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

ミクが城に連れ戻されてから11年が経とうとしていた。
計算するともう16歳だ。

さて、今日もミクは脱走しようと庭に出た…のだが。
木陰に真っ白の着物を着た長い黒髪の女の人が倒れている。

「だ、誰かな?」

取りあえずミクは自分の部屋へその倒れていた女性を連れていった。

布団に寝かせ世話係の彩羽(いろは)に水を頼みに行き、帰ってくると女性は目を覚ましていた。

「大丈夫ですか?」
「はい…。ここは…どこですか?」

女性はキョロキョロしている。

「えっと。私、初音未来といいます。年は16です。一応この国の王女です。ここは私の家…、桜花城の私の部屋の中です」
「そうなんですか。私と同い年ですね」

女性は笑顔をみせた。
って同い年なんだ!
ずいぶん大人っぽく見える…。

「名前は?」
「…」

黙りこくってしまった。
何かまずいことでも聞いてしまったのだろうか。

「あの…」
「覚えていないんです」
「え?」
「自分の年齢しか覚えていなくて…。どこから来たのか、自分の名前、自分の家族のこともすべて覚えていないんです」
「ご…、ごめんなさい!私、そうとは知らず…」
「いいんですよ。別に」

ドッドッドッドッドッ…
向こうから誰かが走ってくる音がする。

勢いよく障子が開かれた。

「ミク様!!お客様とはどういうことですか?って…ミキ…様……? ま、まさかね…」
「ち、違いますよ、いろはさん!えーと、こ、この人は…。ハ、ハルさんだよ!」
「ですよね。すみません、人違いでした」
「い、いえ…」

ミキ姉様はとっくに死んでしまっているはず。
生きている訳がない。

『もしかして…』というのを奥の方に押し込める。

「では失礼します」

いろはは出て行った。
怒りに来たんじゃなかったのか。

「あ、勝手に名前決めちゃってごめんね」
「いえ。これから私は『ハル』と名乗ることにします」
「え!いいの!?」
「何か気にいったので」
「そっか。良かった」

ミクが笑顔をみせた。
ハルもそれに笑顔で応えた。

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

ハルが桜花城に来てから3ヶ月が経ったある日のこと。

「ねえハルさん。脱走しない?」
「え?それって大丈b「よし!そうと決まれば早速変装しないと!」
「は…はい……」

数分後。

「こ、これっ!丈が短くないですか…!?」
「大丈夫だよ。良く似合ってるよ!」

ハルは紫色のミニ丈の着物に着替えた。
長い黒髪はミクによって切られたが、それでも長めだ。
ミクは軍服と着物が混ざったようなものを着ている。
ちなみに下はプリーツスカートだ。
髪は一旦下ろし、ツインテールにしている。

「そこの柵の穴を潜り抜ければ、すぐ街にでるから」
「えと…。この穴って…」
「蹴って開けた」

ミクは親指を立ててグーのサインをしている。
あまり良くない。

その穴から出ると、本当にすぐ街だった。

「ミクさん、これからどこに行くんですか?」
「私の元々の家に帰る」
「元々?」
「私、忌み子でさ。乳母さんに引き取られたの。でも、姉様が亡くなって城に連れ戻されたって訳」
「そんなことがあったんですね…」
「あ、ほら。あそこのおそろいのセーラー服を着たそっくりな双子がいる駄菓子屋がそうだよ」


2人はそのそっくりな双子の姉弟に近づいていった。




次回に続きます。


小説をマイペースで書いてます。

 
年少組が好き。

リクエスト等ありましたら、メッセージにお寄せください。
リクエストといっても、曲の場合は曲をモチーフにして自分の世界を勝手に広げる二次創作小説になりますが。
 
アイコンはなつめ亜佐様に描いていただきました。
中学生なうでいらっしゃいます。
絵柄がとてもかわいいですよねw


現在、初音ミクの消失をもとにした小説を書いています。→完結しました。

http://piapro.jp/t/9DU2

一話目
 
http://piapro.jp/t/9LeS

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現在、千本桜をもとにした二次創作小説を書いております。

http://piapro.jp/t/AUcW

一話目(プロローグ)

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作品へのコメント1

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    ご意見・感想

    そだね~ 16歳の黒髪というと……該当者なしww
    今のイメージ的にはルカさんが少し子供っぽい感じww

    私、亜種はネルちゃんとハクさんくらいしかわかんないかなww

    2012/05/19 23:04:01 From  しるる

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