あぁ輪郭の無い世界をこんなにも
不安に感じていた訳を教えて
音色にすら名前をつけていたくて
鼓動にまで付けていた五線譜

知りたい気持ちは誰しも同じで
伝えたいからシルシ求めていたんだ
それはきっと共鳴のシンフォニー
さざ波のように浮かんでくる未来

だけどね在り方よりも在ることを
繋ぎ止めていたかったのは本当なの
だってそうでしょう？キラキラしている
いつも変わっていくものに名前はないから

抱きしめたいのなら強く強く
大切に想っていてくれるだけで

あぁ教科書のない世界をそんなにも
寂しく感じていた時を教えて
記憶にすら数字を付けていたくて
呼吸にまで刻んでた固定値

寄り添う気持ちは誰しも同じで
届けたいからカタチ求めていたんだ
これがきっと共有のシンパシー
そよ風のように流れてくる未来

けれどね見え方よりも居ることを
結わえ留めていたかったのは本当なの
だってそうでしょう？ドキドキしている
いつか巡ってくるものに名札はないから

追いかけたいのなら早く早く
躊躇うとポロッとこぼれて落ちてく

描くタクトの軌跡はそれぞれだから
間違いも失敗も忘れてしまうのに
失って俯いてしまうというのなら
言葉を忘れて君のセカイ奏でてよ

カードもチケットもパスポートも要らない
その場で騒ぐ今にも弾けそうな音色
光を落とせばほら内側で輝くの見える
踊るように舞うように溢れ出すユメが

終わること名残惜しく眺めているのなら
続くため名札消して書き足し歌えばいい
そこにもう君はいてここに今私がいる
他に必要なものはもうなにもないからね

だからね在り方よりも在ることを
繋ぎ止めていたかったのは本当なの
だってそうでしょう？キラキラしている
今も変わっていくものに名前はないから

抱きしめたいのなら強く強く
大切に想っていてくれるだけで

追いかけたいのなら早く早く
躊躇うとポロッとこぼれて落ちてく

導いてよその先へ
初めて鳴る音を
すぐ迎えに行くから

ミライへ