1.
あの日あの時僕らは出会う
それは即ち運命(さだめ)だろうか
暗い夜の街、貴方は独り
何も分からず闇に堕ちてく

後悔の贖罪もずっと償えぬ生涯か
有限の拍動を貴方に捧げる生涯を

生きていたい

貴方の一番側にいたいとか
我儘ばかりを宣って
貴方の隣にいつもいたいとか
自己中(エゴイスト)なりに考える
貴方の為に創るから
貴方の為に歌うから
貴方の為に生きるから
貴方を底から救うから

2.
今も今でもあの日を悔やむ
だけど貴方は僕より強い

苦しくって死にたくって
でも生きなきゃ償えないからさ
一生背負って生きていく
一生抱えて生きていく

問う声も祈る声もきっと抗えぬ運命か
生来の醜悪を貴方にぶつける免罪を

貴方に纏わる暗闇が見えてしまうのが怖いよ
貴方が失われていく、その刹那を見るのが嫌だよ
貴方の光になりたい
貴方の希望になりたい
でも貴方はそれを望んじゃいない
貴方は僕を望んじゃいない

3.
きっと何をしたって貴方は
忘れることはないだろうけど

怖かったよね辛かったよね
痛かったよね苦しかったよね

死にたいだろう許せないだろう
泣きたいだろう縋りたいだろう

「それじゃ僕のとこにおいで」なんて
少し気障な台詞を吐いてみる
嗚呼

貴方の1番で在りたいなんて
傲慢(エゴ)なことは言わないけど
貴方を1番想ってる人で
在りたいって思うんだよ
たとえ貴方が僕を嫌っても
たとえ貴方が誰かを好きになっても
守ってたいから
変わらず貴方の側にいたい
変わらず貴方を好きでいたい
貴方の隣で笑ってたい
ただ貴方の隣で生きていたい

4.
貴方の為だけに創った
貴方の為だけに描いた
どうか貴方の心に届いて
明日も笑って生きていけ