僕の悲愴な恋物語


第1話


やぁ、皆さんこんにちは。

今日は僕の自叙伝を少し語ろうと思うんだ。

え?聞きたくないって? まぁまぁ、そんなこと言わずに聞いていっておくれよ。

では、始めよう。


これは僕がまだ学生だった頃のお話。

僕は同い年のミクって言う女の子と付き合っていた。

ミク「ねぇ、かいと!このアイス、いつ食べても美味しいねw」

kAITO「うん。美味しいねw」

よく行くアイスクリーム屋で、いつものようにミクとアイスを食べていた。

と、そのとき・・・・・

「どけ、どけぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

高速違反のバイクがパトカーに追いかけられながら突っ込んでくる。

ミク「か・・・かいと!危ないっ!!」

ミクは僕のことを押して突っ込んでくるバイクにぶつかった。

キキィィィィィィィィィィッ パァンッッ!!

ミクは、はるか遠くまで突き飛ばされた。

kAITO「ミ・・・ミクーッ!!!」

僕は起き上がり、突き飛ばされたほうに全速力で駆けて行ったが、思ったより飛ばされていたので、ミクのところに行くまでに、時間がかかってしまった。

その場に着いたときミクは地面にたたきつけられ、すでに息を引き取っていた。

kAITO「・・・・。おい、起きろよ。いつまでも寝てんじゃねぇよ・・・・」

涙が流れてきて、視界がくらむ。

kAITO「地べたに寝てるやつがあるかよ・・・・」

すでに、息を引き取っていることはわかっていたのに、認めることができなかった。

ピーポー、ピーポー・・・・

誰かが呼んだのか、どこからか救急車の音が聞こえてくる。

到着したとき、ミクは車の中に運ばれていった。

「この方のご家族か何かでいらっしゃいますか?」

kAITO「か・・・彼氏です」

そう答えて一緒に救急車に乗り込んだ。

それから病院に到着して30分ほどたった時・・・

「残念ながら・・・・」

病院の先生はそういった。

そんなことはわかっていた。すでに息を引き取っていたのだから・・・・

だが、それを認めることができなかった。

その日は家に帰って、そして、僕は泣いた。何日も何日も泣き続け、ろくに学校にも行かなかった。

今日もそうだった・・・・

kAITO「・・・・ミクは・・・俺のせいで死んだんだ・・・」

溜息をつきながらつぶやいたとき・・・

ブーッ、ブーッ・・・・

携帯のバイブレータが鳴る。

そこにはリンとかいてあった。

kAITO「またか・・・・」

僕が、学校を休むようになってから、毎日のようにリンから電話が来る。

が・・・出たい気分でもなかったために、携帯をベッドに投げつけた。

そのとき・・・・

ピンポーン・・・・

インターフォンがなる。

kAITO「今度はなんだよ・・・」

いらただしげに、僕は、玄関のドアをゆっくり開ける。

ドアの外に立っていた人物像が見え始めた。

kAITO「っっっっっ!!」

僕は絶句して、その場に突っ立っていた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

僕の悲愴な恋物語

kAITOの悲愴な恋物語を書いてみました。

少し表現がおかしいかもしれませんが、よろしくお願いします。

何話かに分けて書くつもりなので続けて読んでくださったら幸いですw

ご意見、ご感想などありましたら、気軽にメッセージをよろしくお願いします。

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投稿日:2012/03/31 23:09:15

文字数:1,262文字

カテゴリ:小説

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