「今日はなんか、レン君と帰ってみたいなぁ-」リンは思わず呟いた。
リン(中二 14歳)は、今同じクラスのレンに片思い中。
レンは先輩女子から後輩女子にまでもてるもはや学校のアイドルだった。
そんな届かない恋だが、運がいいことに、レンと方向が一緒だ。二人で帰る事だって可能だ。
「よし、さそってみよう」そうつぶやいたとき。「はぁぁ??あんたなんかがレンきゅんと帰るぅ~??あっりえなぁ~い!!」頭の上で声がする。見上げると、ネル(コイツもレンが好きでつまりはライバル)がにらみつけていた。
「え?別に、さそってみようかなって思っただけで、まだ誘うなんて決めてないぃ-(ま、きっと結局はさそうけどねww)」と言い放った。するとネルは、「ふうん-それなら許してあげるわ。さぁ、私がレンきゅんと帰る事にしようかしらぁ」等とぶつぶつ言っている。リンはその態度に腹がたった。が、落ち着け、自分、今ココでネルに言い放つ言葉があったとして、それを言って何かいいことはあるか??逆に嫌な事があるのではないか??などと自分と相談し、無視して、レンのそばを通る。すれ違うふりをして、レンに手紙を渡す。
「今日、一緒に帰えれない??」レンは、少し赤くなった。が、リンが自分の席に戻るころ、お返しの手紙をリンに渡す。「いいよ。俺、ちょっと今日はリンに言いたいことがあるんだ♪さそってくれてありがとう」
との内容だった。嬉しくて仕方がなかった。言いたいことって何だろう。
まさか、付き合ってとか??と盛り上がってしまった。が、我慢。こんなところをネルに目をつけられては困る。何か言われるかもしれない。
━そして放課後━
「レンく-ん、お待たせ♪」リンは笑顔を見せながら、駐輪場へ走った。レンは、「ううん、全然大丈夫、じゃ、行こうぜ」とニッコリ笑い、二人、自転車にまたがりほぼ同じスピ-ドで隣を走りながら、話し始めた。
「で、レン君?話って何?」リンがいきなり手紙に書いてあったことの話を振ると、レンは、ちょっと困ったような顔をして、「あんな...俺さ...付き...あって..欲しい.......んだ」
リンは付き合ってほしいと言う事を聞き取れた。でも、やっぱりちゃんと言って欲しかった。だからリンは、
「え??何?レン君何言ってるか聞こえないよ!!ちゃんと言って!!」とレンに言ったするとレンは、
顔を真っ赤にして、「付き合って欲しい...んだ」と言った。レンはもう限界すれすれだった。
リンは、「え!?いいの?あたしで!?だったらよろしくっ!!」というといきなり自転車を止めた。
レンは、驚いて、急ブレ-キをかけると、後ずさりして、リンの隣へ下がった。
するといきなりリンは、レンの頬に
CHU
キスをした。レンは、もう、ほんっとに驚いて、顔はまっかっかで。
「リン.....」
とリンと向き合って、
「改めて、これからよろしくな!!」
と言ってレンもリンにキスをしたのだ。
そのころミクは、その情景を目の当たりにして、
「....リン..ちゃん...め....」
と怒りを胸に、走り去るのだった。
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↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲

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しゅんP
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