称えられるのが当たり前で
貶されても何も言えなかった
全てを見下ろすために
わたしは天を目指す

非情階段を鈍足で上り続けて十余年
屋上から地面を見たら 誰もいなかった
どうせ もうすぐ昇降口からわらわらと出てくるのだろう
ボロボロの柵を越えて 飛び翔った

燃え尽きてしまう前に
早くわたしを見つけて お天道さま
まだ見ぬ光の向こう側へと 導いてください


気遣われるのが当たり前で
嘲笑われても何もできなかった
全てを ああ 呪いながら
わたしは空を睨む

机上の空論を怠惰に描き続けて十余年
未来から過去を覗いたら わたしはいなかった
きっと もうすぐ夢から目覚めて さらさらと灰になるだろう
ぽろぽろと滴飛ばし 泣き叫んだ

羽が融けてしまわぬよう
ずっとわたしを守って ねぇ お月さま
まだ知らぬ愛を教えてよ

「      」

燃え尽きてしまう前に
早くわたしを見つけて お天道さま
まだ見ぬ光の向こう側へと 導いてください

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

バーンアウト

上を目指そうとする歌

閲覧数:277

投稿日:2012/08/26 23:39:57

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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