最終電車を通り越して
聞いた君の声を忘れて
見送る笑顔 過ぎ去る夏 伝う 「拝啓、幸せな晩夏を」
虚ろな目で眺めた秒針を シグナルで遮ったら
八月に悼む
流れ出した色彩感にさらわれる君と夜明け前
...羊を数えている 今日も …境界線に立った僕は
最終電車は去ってった 箱庭の雨へと続いていた
ふと笑い声が聞こえた 振り返った 一人 「拝啓、幸せな晩夏を」
偶然、街で、見かけた、あの人が あの日の、君に、似ていて...
舞台裏からの...カーテンコール... 「この喪失感じゃ、忘れものも忘れちゃいそう」
...光が射している 明日へ ...音が冷たくなる未来へ
もっと
願えば叶わないことも増えるけど
もう少し生きていけるなら
空...
感化されている...
自分を晒している
誰かを奪っていく...
あの夏空に霧はない
「この声が聞こえますか」
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