切なさに暮れる心を映すような
薄暗く曇る空と降り注ぐ雨


白く曇るため息を雨が掻き消す
冷え切った体はあの時の君のよう

雲の向こう 鳥になった君が
切なくて泣いているの?

灰色に染まる空を仰げば涙に似た雨
君の泣く声に似た雨音に耳を澄ます

君の涙を受け止めたいから傘なんていらない
どんなに土砂降りになっても拭いはしない


切なさに暮れる心を癒すように
薄暗く曇る空に微笑みかける

泣き尽くして 君の気が済むまで
この体を雨で染めて


モノクロームになってく視界の中で
「いつかまた会えるかな?」と思いを囁く

雲の向こう 鳥になった君に
この声が届くように…

灰色に染まる空を仰げば一筋の光
遮られる事なく降り注ぐ白い光

水溜まりに浮かぶ赤い木の葉 輝き、漂う
雨上がりの雲の切れ間に目を細める


目を閉じて深く息を吸い込む まだ雨の匂い
目を開いた先に広がるのは光の雨

灰色に染まる空はもうすぐ水色に染まる
切なさに暮れる心さえ染めるように…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Ameagari

Wachi、U1000と申します(・ω・)д・)ノシ

今作は「大切な人との死別」をテーマにした、
https://piapro.jp/t/mH06
https://piapro.jp/t/3ppu
の歌詞です。

閲覧数:1,299

投稿日:2020/12/08 22:39:05

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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