もしも今まさにその指先が
シルシを迷っているのなら
選ばないで全て並べてみて
思い浮かぶものを見つめて

そうね今だからその唇が
コトバを探っているのなら
躊躇わずに全て落としてみて
願い募るものを感じて

気持ちに張り付いて現して
見透かされるのは怖いかも
その怯えすらも振りかざし刻む
名前を待っているのは誰か


あれは今わかるその眼差しが
ヒカリを望んでいるのなら
閉ざさないで全てあなたにして
騒ぎ立ったものを信じて

聞いて今響くその微笑みが
ナミダを隠しているのなら
拭わないで全てあなたのもの
色の消えたものがホンモノ

痛みに巻き付いて曝け出し
見放されるのは辛いかも
その挫けすらも握りしめ唄う
名前を持っているのは誰か


投げ出されたはずの優しい色
そこにまだ熱を感じてしまう
二度と来ない朝焼けの色に似て
残像を汚す希望の礫は今も

光がなければ色はなく
闇夜がなければ星はなく
憂いがなければ明日はなく
私がなければ今はなく


気持ちに張り付いて現して
見透かされるのは怖いかも
その怯えすらも振りかざし刻む
名前を待っているのは誰か

痛みに巻き付いて曝け出し
見放されるのは辛いかも
その挫けすらも握りしめ唄う
名前を持っているのは誰か


もしも今まさにその指先が
シルシを迷っているのなら
選ばないで全て並べてみて
思い浮かぶものを見つめて

笑みが浮かぶものを集めて

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投稿日:2024/07/07 16:10:29

文字数:603文字

カテゴリ:歌詞

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