ルシフェニア王国の大きな王宮で開かれたパーティー。
出席者は有力な貴族や各国の王族。
今日はルシフェニア第13王子・レント=ルシフェンの結婚祝い。
お相手は、ルシフェニア王国、ヴェスバニア領、領主の娘・リリ=ヴェスバニア。
幼馴染だった彼らは15歳になったら結婚するという約束があったらしく、
今日が、新郎の15歳の誕生日だというわけだ。
幼馴染と言う関係が恋人に変化して3年。
ようやく結婚というわけで幸せそうな顔の2人を見つめる。
服装はリリのほうは、真っ白の純白のドレス。
レースで作られた可愛い花があちらこちらに付いている。
レースがふんだんに使われた結婚ドレスだ。
レントのほうは、こちらも白い純白のタキシード。
王族の結婚式に使われる衣装。
白いせいか、あまりなじみがない。
ただ、彼らの白い肌ときれいな黄色い髪がよく目立っていた。
私、バニカ=コンチータ。16歳。
小国ヴェーバト王国・コンチータ領、領主の娘。
いつも、緑の長い髪をツインにしている。
花嫁も領主の娘だが規模が違いすぎる。
私の肩書は『小国のどっかの領主の娘』
普通ならパーティーに呼ばれないが今日は結婚祝いとあって呼ばれた。
赤の髪の国の緑の娘。
私の母がエルフェゴート出身とあってか髪は緑。
そのため、私がこの家を継ぐことはできない。
いろいろあるんだそうだが、よく分からない。
余計、なぜ呼ばれたか分からない。
話を、もどそう。
先ほど、新郎新婦のあいさつを終え、今は皆ごちそうを食べ、話をしている。
中央では、ダンスが行われている。
私は、結構きれいな方なので、誘われたりするのだが、全てパスした。
いい男はなかなかいない。
それにしても、この鏡の間、広すぎるわ。
これじゃ、いい男だって見つからない。
早く結婚しろってお父様がうるさいのに。
せっかくの玉の輿が台無しだわ。
向こうで、ちょっとざわめき(?)が起きる。
見てみると、中心にいるのはマーロン国の王子・カイト=マーロン。
その隣は、ヴェバート王国の第2王女の・メイ=ヴェバート。
2人が仲つむじそうに話してる。
いいわね。
私はちょっと、彼女たちを恨んでしまった。
ああ、なんで私の周りは幸せな人であふれてるの?
私はいつまでたっても結婚できないのに!!
美人で有名なのに!いつまでたっても結婚できない私。
高根の花ってかんじなのかな、私って。
余計、それで男が寄ってこないんじゃ。
悲しい………。
また、話を戻そう。
このパーティーでは当然王子と王妃が目立っている(主役だもんね)
あとは、マーロンの王子、カイト。
それに、ヴェバートの王女、メイ。
あと、きれいな私、バニカ=コンチータ。(当然?)
なぜか、私の従者のルカ=ワーカー。(色気もあるし、スタイルいいしね。でも、従者なんだけどな)
この5人が目立っている。
結婚披露宴はまだまだ続く。
(pixivではここから2話なんだ。)
大国、ルシフェニアの王子の結婚パーティーが始まって、もう2時間。
長くない?
今まで、ろくにパーティーに出てなかったせいか疲れてきた。
どっかで休もう。
そう思い、フラフラ歩いてると誰かにぶつかった。
「きゃっ!!」
ぶつかったらのは人だろう。平らだから男?
「ごめん、大丈夫かい?」
顔を上げると、え?マーロンの王子、カイト=マーロン!!??
うわああ……。イケメンじゃない。
「す、すみません。」
「キミ、フラフラ歩いてたけど大丈夫かい?」
どうやら、この優しい青の王子は私を心配してくれてるらしい。
「大丈夫です。では失礼します。」
言った矢先にまた人にぶつかりそうになった。
「言わんこっちゃないでしょ?」
そういい、私を医務室につれてってくれた。
「ありがとうございます。助かりました。」
彼が安堵の表情を浮かべる
「いえいえ、よかったよ」
彼の笑顔は光っている。
私の顔が何だか赤い。
「それじゃあ」
彼の笑顔は一番輝いてた。
どうしよう………。
私は、ひとめぼれをした。
彼、カイト=マーロンに。
彼は大国の王子、
私は小国の領主の娘。
立場が違いすぎる。
それにくらべて、さっきからそばにいるのは
あの、ヴェバート国の王女、メイ=ヴェバート。
王子と王女、同じ境遇の2人はさっきから楽しそうな顔で話してる。
彼女に嫉妬心を向けた。
『私は、彼にかまってもらえないのに…、なんで…?』
周りを見ると、他にも玉の輿を狙う輩が王子の周りに集まってる。
『どうせ、好きでもないのに、許せない!』
私はルカに目で合図をした。
ルカはそれに目で答える。
それをみて、私は安心してダンスを誘ってきた男性とワルツを踊った。
そのあと、パーティーに出てるごちそうをたくさん食べた。
幸せだった。
そして、パーティーが終わった後、30人いた取り巻きのうち10人が刺殺された。
<続く!>
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