【楽曲タイトル】
酸化

【Verse I】
BPM: 110 (変更可能)
アレンジ・楽器: 平和でありながら、どこか仄暗い不条理さを孕んだアコースティックピアノと静かなストリングス、淡々と刻まれる秒針の音。

かつて交わした 温かな手紙の文字
katse kawashita atataka na tegami no moji

時の果てに 酸化した血の糸へ変わる
toki no fate ni sanka shita chi no ito e kawaru

手ずから育てた 咲き誇るはずの花が
tezukara sotateta sakihokoru hazu no hana ga

目覚めればただ 地に植えられた永遠の花
mezamereba tada chi ni uerareta eien no hana


【Chorus / Vocarap Scat】
BPM: 155 (変更可能)
アレンジ・楽器: テンポが急上昇。軽快なジャズドラムと歪んだベースが混ざり合い、荒誕(不条理)でありながら辛うじて平和な均衡を保つ、高速のボカロ特有のマシンガントーク。

Ah~
aa~

ティリディタタ
ti li di ta ta

何故に踊るか
naze ni odoru ka

ティシリラダ
ti si li la da

降り注ぐ深紅の雨滴
furisuzugu shinku no uteki

シリディラファ
si ri di la fa

ディリシファラ
di li si fa la

キリディキワ
ki ri di ki wa

正気に戻り 気づけばそこは
shouki ni modori kizukeba soko wa

耕し続けた 崩壊の墓場ーーー!!!
tagayashi tsuzuketa houkai no hakaba---!!!


【Verse II】
BPM: 135 (変更可能)
アレンジ・楽器: ここから徹底的な不条理(荒誕)の深淵へ。重低音のシンセサイザー、予測不能なグリッチノイズ、不協和音のブラスが不気味に鳴り響く。

Ah!!!
aa!!!

幾度もめくった 自分のあの日記帳
ikudomo mekutta jibun no ano nikkichou

刻まれているのは 永遠の自己呪詛
kizamarete iru no wa eien no jiko juso

大地には咲かず 栄養を吸って爛れゆく
daichi ni wa sakazu eiyou o sutte tadare yuku

我が身のせいで終わる 鮮烈な紙の造花
waga mi no sei de owaru senretsu na kami no zouka

湖畔で鳴いている
kohan de naite iru

二本の足で歩き 湖底の鴨を釣る魚
nihon no ashi de aruki kotei no kamo o tsuru sakana

シガーを咥えて 真実を吐き出せぬまま
shigaa o kuwaete shinjitsu o hakidasenu mama

明日の終焉を 予言するだけのメルヘン
ashita no shuuen o yogen suru dake no meruhen


【Outro】
BPM: 95 (変更可能)
アレンジ・楽器: 完全に狂いきった最高潮の不条理。音が極限まで重く歪み、スローテンポのドゥーム・エレクトロへ。最後は狂ったピアノの単音と激しいノイズの中に消えていく。

時間を数えて 部屋へ戻る農夫は
jikan o kazoete heya e modoru noufu wa

自らの血の文字で 日記に同じ結末を
mizukara no chi no moji de nikki ni onaji ketsumatsu o

月光の降る夜 狂気を見つめる無数の星
gekkou no furu yoru kyouki o mitsumeru musuu no hoshi

時間の最果てに 彼は静かに壁へと溶けていく
toki no saihate ni kare wa shizuka ni kabe eto tokeru

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

酸化

【作品解説】
過去の温かな記憶(手紙)が時間とともに冷酷に「酸化」し、そこから這い出すシュルレアリスム(ダダ主義)的で徹底的な不条理を描いた世界線の物語。

前半の静かで仄暗い違和感から始まり、中盤の高速ボカロラップ(スキャット)を経て、物語は一気に加速し、逃げ場のない悪夢の深淵へと突き落とされます。
「二本の足で歩き、湖底の鴨を釣るシガーを咥えた魚」や「自らの血で日記に同じ結末を書き連ね、最後は壁へと溶けていく農夫」、そしてそれを見つめる「狂気を開いた無数の星々」。これらの断片的なイメージは、理性を失った精神の完全燃焼を象徴しています。

焦燥感を煽る重低音エレクトロ、ノイズ、不協和音、あるいは不条理なドゥーム・ロックなど、独自の解釈でこの「酸化」していく狂気の世界を構築していただけるボカロP様をお待ちしております。


【利用規約】
・非営利目的でのご利用(ボカロ曲の制作・動画投稿など):
事前の使用報告やメッセージを一度送っていただければ、私からの返信を待つ必要はございません。旋律の構築、アレンジ、構成の変更など、タクト様の感覚で100%自由に改変していただいて大歓迎です。

・営利目的・商業利用でのご利用:
大変お手数ですが、事前にメッセージまたは一度ご連絡をいただき、制作・公開前に必ずご相談いただけますようお願いいたします。

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投稿日:2026/06/26 19:16:39

文字数:1,775文字

カテゴリ:歌詞

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