消えない傷が残って それでもまだ傷を捜して
君を追いかける僕が一番 醜いって分かってたのに

愛してる、とかそんな言葉よりもっともっと
求めていた言葉は 何だっけ?
君に言ってほしくて 痛みなんて簡単に口に出さないでよ

何も分かってない 分からないフリをして
現実なんて嫌いだって口で言って
怖くて怖くて 震えた夜は きっといつも君を想い描いた
手を伸ばせば 君の手がそこにあって。

癒えない空は赤くて まるで血で染め上げた様で
僕が見上げたら君が見上げて それを見下した黒い鳥(からす)

信じてよ、なんて簡単に言う君の口を
塞ぎたくて逃げたくて どうしたっけ?
君に笑ってほしくて 嘘だけは直ぐに君に言えちゃうのにな

パンドラの箱を 開けてしまったらきっと
僕らは元には戻れないって捨てた
憎くて憎くて 脅えた涙は きっといつも側にいない君を
想って泣いた 赤(うそ)に染まる僕を救って?

汚れたこの手を誰が切り落として
嘘を吐くこの舌を切り落として
泣いても泣いても消えないこの想いが
今でも、忘れられずに

何も知らないで 知りたくない素振りを
現実なんて壊してしまえれたら良いのに
怖くて怖くて 震えた夜は きっといつも君を想い描いた
手を伸ばせば そこにはもう君の手は無くて

パンドラの箱を 開けてしまったらきっと
君は僕を捨てて逃げるから怖かった
痛みさえもう 覚えない身体 きっとそれでも昔の君なら
優しく抱きしめて 僕が聞きたい言葉を言うんだろう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

パンドラ

閲覧数:55

投稿日:2011/07/23 21:18:00

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

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