遥か遠く異国の空
人波の海を行く
冷房効き過ぎな駅を  
大きな楽器抱えて

さあ、降り立とう
いつか君とした約束の舞台へ
糸を張り、逸る気持ち堪えて、構え

腕を振り上げ叩きつけろ
心地よい波を生み出せ
虚空に向かい解き放て
響け、届け、私の音

空を覆う漢字見上げ   
光の渦を渡る
速過ぎるエスカレーターを
大きな楽器抱えて

さあ、始めよう
いつか君とした約束を果たしに
糸を引き、息を殺し、初めの音を

腕を振り上げ叩きつけろ
変わらない思いぶつけて
虚空の中の君に向けて
響け、届け、心の声

さあ、奏でよう
糸が紡ぐ響きを

腕を振り上げ叩きつけろ
心地よい波を生み出せ
虚空に向かい解き放て
響け、届け、私の音

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

沙田(サーティン)の思い出

「 沙田(サーティン)の思い出」の歌詞になります。以前、香港の沙田大会堂で古筝を演奏した際の感覚を歌詞にしています。聴衆の前で演奏する際、最初の一音を出すまでが大変緊張し、演奏を始めるとあっという間に終わります。最初の一音を出す緊張感が表現出来ているでしょうか?

閲覧数:291

投稿日:2019/11/01 23:50:32

文字数:314文字

カテゴリ:歌詞

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