水溜りに集う落ち葉たち
廃れた屋敷の一輪の花(スイセン)
漆黒に濡れる夜烏よ
月明かりに消える泡

闇の剣を振りし青年は
救済(すくい)の手を求め続けた
堕落の世を踏みし青年や
永遠(とわ)を望み掛ける運命(さだめ)

報われぬを知れりとも
先の「愛」を信じた

綺麗事(ねがい)を叫べ己の感情を
血に塗れ数多の歓声よ
真理(だいち)を臨め世は星でなく
月が綺麗でなくてはならない


満たしてくれるものを探していた
運命(さだめ)のレールに引かれた世界なんて
嫌いなら嫌いと言い続けろよ
どうして、心が剥がされる想いを

青年(カレ)らはただ立ち止まるばかり
運命(さだめ)を呪い自分の焦りと怒り
だが進まないといけないのだろう?
愛と幸せを乞うために―――

嗚呼、誰かに抱きしめられたい
そう思えば救われるのかしら
二人ぼっちが世界(カタチ)創られ
溺れ堕ちるという快感を

あなたがなんだか消えてしまいそうな気がしたので、
私はあなたを糸で結ぶことにしました。
終末(おわり)が来るのを恐れている自分と
幽かに望んでいる自分(あたし)がいた

血が流れた初めての夜に
あなたとの永遠(とわ)を誓いましょう
なんだか星が涙を煌めき出した
月が綺麗な空をしていたから


ただ一人 祈りませう
数多の生命(いのち)の幸ひを
時はそれでも歩み続ける
あなたの未来を秘めた末

花もいつかは散り行くように
終末(おわり)は平等に訪れて
別れるのは避けれないけれど
また逢いたいと願い続ける


あなたを待ち続けるわ
夜明けと共に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハッピーエンド主義 歌詞(ルビあり)

ルビは()の中に記載済み、ひらがな・カタカナのこだわり有り

閲覧数:305

投稿日:2023/09/11 15:04:29

文字数:664文字

カテゴリ:歌詞

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