のし掛かりそうだった空が
澄んだような気がして
人ばかり多い街ながら
冬を感じている

冷たい雨が降っても
乾ききっているから
寒さは慣れているけど
どこか風邪を引きそうな日もあるよ

明日僕の歌がラジオから流れる
誰かの胸に届いたらいいな

夢を一つずつ叶えていく
胸を張れるはずが
声も聞けず案ずるだけで
肩を竦めている

二人同じものだけを
追いかけていたなら
箱詰めの住処なんて
広く感じることはなかったのだろうか

明日僕の歌がラジオから流れる
誰かの胸に届いたらいいな

最後のキスの味は
ほろ苦いジンジャーエールみたいだった

明日僕の歌がラジオから流れる
あの街までは届かない
受話器を置いたまま巡らせた想いは
この胸だけに響かせよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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望郷

救われない歌詞ですみません。

ある方の本を読んでムラムラして作った歌です。そしてくるりにも多分に影響されています。
音は後ほど上げます。

閲覧数:121

投稿日:2010/11/13 10:27:18

文字数:325文字

カテゴリ:歌詞

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