花の色は 移りゆけども
過ぎたる事は 更えてはならぬ
募る想い 其れは真実か
から紅に 水くくるなら

幾星霜を 駈けて漸く
君に出逢えし 我が心
言の葉に乗せ 歌に詠むれば
永久に遺ると 信じて

孰れ散るなら 雅に散らむ
牡丹の花を 傍らに
嗚呼、然れども今は 決して散るらむ
君が命を 標にして

戦とあらば 力向く侭
終のさだめと 銘ずるに
嗚呼、筆を刃に持ち換えて いざ
己が腕 振り翳して

我が記憶は 都を発つ身
嘗ての友は 今や何處か
移り変わり 此度見えし
君の姿を 暫し留めむ

審美眼には 覚えがあれど
誤る事も ありなむと
其處に居るのが 君ならばこそ
正しき道を 進める

風流であれ 如何なる時も
其れこそが 在る意義ならば
嗚呼、厨に立ちて 持て成す事も
吝かならぬ お任せあれ

孰れ散るなら 雅に散らむ
牡丹の花を 傍らに
嗚呼、然れども今は 決して散るらむ
君が命を 標にして

昔も今も 将来でさえ
無二のさだめと 銘ずるに
嗚呼、唯掛け替えの無い 君が為
己が刃 振り翳して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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文武兼ねるや、風雅のもとに

閲覧数:127

投稿日:2021/11/11 21:49:12

文字数:457文字

カテゴリ:歌詞

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