A
産声あげて 命になって
戻れないのが 人生です
戴冠式で 名前を持って
形になった 瞬間から

B
傷んで 転んで 呪いを受けていく
妬んで 茹だって 歪になっていく
転がる石ころのように
一方通行 手招かれて

S
行き先に 祝福が なくたって
列車は走る 東の方へ
もらうのが 冠じゃ なくなって
いばらを纏う 暗闇だって

息をする 生きていく
歩いてくしか 道がない
息を吸う 息を吐く
繰り返しでも 王はゆく


A
散々だって 涙になって
救えないのが 人生です
才能なんて 持たざる方で
正気になった 失望から

B
眩んで 愚者って 視界は焼かれてく
沈んで 終わって それでも立っている
小さく削られるように
残った形を 命と呼ぶ

S
行き先に 祝福が なくたって
砂時計落ちる 地面の方へ
通すのが 式服じゃ なくたって
業火を背負う 運命だって

意志を問う 声を聞く
見えないままで 這っていく
息をする 息をする
騙し騙しで 今日もゆく


S
行き先に 祝福が なくたって
線路は続く 東の方へ
落ちるのが 窯の中 だったって
いばらを纏う 譲れないから

この先に 祝福が なくなって
地獄が続く 旅路だったって
もらうのが 冠じゃ なくたって
痛みを纏う 約束だって

息をする 生きていく
それでも進む 道の果て
息を吸う 息を吐く
埃纏って 王はゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

いばらの王

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投稿日:2024/07/17 08:06:48

文字数:596文字

カテゴリ:歌詞

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