私が写真を見ていると、レンくんが入ってきた。
「グミ姉、何してんの?」
「レンくん!!あ、あのね!違うのッ!これはね、え~と…わわっ!」
私が言い訳をしていると、ハシゴから足を踏み外した。
「あっ!グミ姉ッ!」

「…?」
ありゃ?どこも痛くない。
「グミ姉大丈夫?」
フッと下を見ると、レンくんが私の下敷きになっていた。
「あッ!れ、レンくんゴメンッ!!」
急いでレンくんから退く。
「オレは大丈夫だよ。グミ姉ケガない?」
「わ、私も大丈夫…。ありがとう」
…なんだろう。この微妙な空気…。
「とりあえず、ジュースでも飲もうか」
そう言って、私にジュースを渡す。
「あ、ありがとう」
その後は二人でいろいろなことを話した。微妙だった空気は元に戻った。
「あ~、ジュース美味しい!」
私はジュースを一気に飲んだ。
「…あの~グミ姉、今飲んだやつ…オレのだったんだけど」
「!!ウソッ!ご、ごめんなさい!」
どうしよう…レンくんと、か、間接キスしちゃった!
また、さっきに逆戻りだよ~><
私の体温はぐんぐん上昇していく。

その時
ドサッ

私はレンくんに押し倒された。
「…?れ、レンく…」
私がそう言いかけたとき、いきなり――キスされた。

「ん…!れ、レ…ンく…ん…ふぅ」
息、できない!てか、レンくんキス上手すぎ!
「…はぁ、もう我慢できね…」
「はぁ…はぁ」
な、何が我慢できないの?
「グミ姉、オレ、グミ姉のこと…」
その時。
ドタドタドタ、ガチャ!
「グミ姉ごめんねぇ!ちょっと、用事が…」
リンちゃんだ…!
「…お、お邪魔しました~!」
「あッ!待って!リンちゃん!」
バレちゃった!リンちゃんにバレた!たぶん、ミクちゃん達に言っちゃうのかな?さ、最悪~!

次の日。

「レンくんとグミちゃんって、できてたんだ!」
「んもぉ~、そういうことは早く言ってよ~」
「まさか…グミが、れ、レン殿とできてたなんて…」

みんな~、誤解だよ~><
私達ができてるという、噂はボーカロイド達、ほとんどに行き渡った。
この話で、1週間は持ちきりになったのだ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ある日の出来事 3

はい!終わりました~!

なんすかね、これ。こんなんですいません><

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投稿日:2010/07/03 20:23:20

文字数:881文字

カテゴリ:小説

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