エンドロールの向こう側
鳴り響く遮断機と霧の音
過ぎ行く夏に黒い薔薇
結べなかった言の葉と糸
明日から私は雨のち雨
洗い流してよ 消し去ってよ
耳を塞いでも聴こえる
その旋律(こえ)を
甘く、囁いて 落ちる、5番線の
暗い、から、見えなくて
スーサイドの予感に 背を向けてみたの
泡沫のような「好き」を追いかけて
君と死んでしまえたなら
泡沫のような君を追いかけて
ここから飛び降りてしまえば
明日なんてどうでもいいくらい
洗い流してよ 消し去ってよ
耳を塞いでも聴こえちゃうの
××い×い×……
明日から私は雨のち雨
洗い流してよ 消し去ってよ
耳を塞いでも聴こえる
その旋律(こえ)を
[君が死んじゃった 雨、冷たいまま
酷いから、酷いから 僕を殺してほしいの]
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雨のち雨
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