1A)永久(とわ)に咲く鬼灯(ほおずき)
陽炎(かげろう)の水面(みなも)に
甘く落ちる実を
口にふくめば

1B)彼(か)の人の横顔
優しく空蝉(うつせみ)に
輪郭残して
萌(も)えて消えゆく

1S)そっとそっと
手を伸ばして
ぎゅっとぎゅっと
抱きしめたくて
もっともっと
そばにいたくて
きっときっと
もう会えないね


2A)夕立(ゆうだち)の後には
鬼灯が小さく
光を放って
南風(みなみかぜ)に揺れた

2B)今でもおんなじ
景色を見てるのに
一つだけ足りない
ただ一つ足りない

2S)今も今も
愛しいと思う
ずっとずっと
寂しいと笑う
ひらりひらり
鬼灯が揺れ
今は今は
影は一つ

3S)泣いて泣いて
喚(わめ)き散らして
駄々(だだ)をこねる
子供のように
喉を潰して
目を腫らして
戻らぬ笑顔が
恋しいと哭く

今日も今日も
夕立の後
朱(あか)い鬼灯
風に揺れてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ほおずき

陽炎、鬼灯、夕立、って私は亡くした人と自分をつなぐものだと感じます。あの頃のように一緒にいたい、もっとそばで笑いたかったって思います。

閲覧数:625

投稿日:2019/10/08 23:24:32

文字数:395文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • taulin

    taulin

    使わせてもらいました

    お久しぶりで御座います。
    この度 絵師様に 動画化して頂いたので ニコ動に上げさせてもらいました。

    これも素敵な歌詞を使わせて頂いたおかげです。 有難うございました。

    https://www.nicovideo.jp/watch/sm42898176

    2023/10/16 23:47:20

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