貝殻の関節、波色の髪の毛
海底の底より 歩き出た奇跡よ

*

やわらかな水泡は何度でも産まれいで
深海の振動はどこまでも響いてた

星は嘆いた、ひとりはさびしい
誰にも届かぬそんな嘆きは
彼の心を二つに裂いた

*

珊瑚製の手足、マントルの心臓
みなしご美しく 動き出すこの時

*

星は嘆いた、「心あるものが欲しい」と
彼はこどもが産まれたを知らず 未だ泣いている

*

星覆う心を宇宙色の目に入れ
砂漠へと歩を出す。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

神の遺児、海より来たる【改変募集】

<<で読み方と文字数。

■06/22:nayutaさんが、力強く豊かに壮大に育ててくださいました…!嬉しすぎます!!
http://piapro.jp/content/887q9pf2mgmh94ln


 人間が生まれる前の話か、人間が滅んだ後の話か。海から来たこの子は人間の祖か。どうにでも取れそうです。

 申し上げないとわかりづらいのですが、このような話。
 地球?が一つの心ある生命だと見なした際の話。海はにぎやか、陸だってあるけれど、この星には心あるものは自分しかいない。誰と通じることも出来ず、宇宙の中で一人ぼっちだ。嘆いて嘆いて、その末に心の片隅から、ぽろりこぼれた願いがこの子。
 海深くから歩いてきたこの子は、記憶はなく、ただただどこかに行って誰かに会わなければという衝動のみがあった。星と比べ、なんと小さな存在か。しかし、この子に確かに心があった。砂漠、この星の乾いたところへと、生命溢れる神の遺児は歩き始める。

 もっと色々な要素を入れて、膨らませることも出来るだろうに、私の頭ではここまでが精一杯でした…。
 どなたか、もっとこの歌詞を育ててくださらないかな…と願う次第です。


 描きながら頭に浮かんでいたのは、朱夏さんの「潮騒」(http://piapro.jp/content/6myjzfpa3v5inql5)。イメージ詞というのではないのですが…陸に向いているのでなく海に向かれている絵でらっしゃるのですが…お世話になり、また、すごくすごく素敵な絵でいらっしゃるので、思わず書かせて頂きます。こんな力強さが、もっと文に反映できたら…!

閲覧数:367

投稿日:2008/06/19 11:17:54

文字数:214文字

カテゴリ:歌詞

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  • 月條現矢

    月條現矢

    ご意見・ご感想

    うわわわわ…!!!nayutaさんは何でいつもこうも天使でいらっしゃるのか…!!!
    すみません、さっそく拝見させていただいた興奮が冷めやらなくて、いつも以上に「ふおおおお…」としております。この胸の感動を誰に伝えればいいのかと言ったらnayutaさんにお伝えすればいいんですよね!こんなに立派に育てていただいて、嬉しくて泣きそうです。申し上げたいことがいっぱいあるのですが、それはそちらにて爆発させていただきます。
    ストーカーとかありえんですよ、むしろnayutaさんは私の守護天使ですよと勝手にあがめてますよ(笑)!
    美しいとか、そんなご勿体無いお言葉頂いてしまったら、調子に乗っちゃいますよ…カテゴリ選択に「クリプトン公式/創作ボーカロイド/…/妖精さん精霊さん」と出ていたら、ノリノリで一番右に入れちゃいますよ…!

    まさか本当にこんな素敵に育てていただけるだなんて夢にも思わず…。もう、何を申し上げればいいのかわからないです…ありがとうございます、いつも大好きです!!

    2008/06/21 01:57:12

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