浴衣の男女が並んでいる
仲睦まじく寄り添っている
僕はそれを一人でみている
電車にゃ他にも人が乗ってる
なのにどうしようもなく一人だった

親子が手を繋いで歩いている
女の子が嬉しそうにりんご飴かじって お父さんが笑っている
僕はそれを一人でみている
夏祭りの人混みの中
どうしようもなく僕は一人だった

地球にゃ70億の人間がいるってさ
なのにどうしてこんなに一人なんだ
一人くらい僕にくれたっていいじゃないか
こんなに人間がいるんだからさ

一人で花火を見上げていた
僕の隣には誰もいない
綺麗だね、って誰かに言いたかった
花火を見上げる人々の中
僕はどうしようもなく一人だった

いつか誰かにこんな気持ちを話せたら
綺麗だったねと言い合えたら
そんなことを夢見ている
帰り道ぎゅうぎゅう詰めなシャトルバスで
僕はどうしようもなく一人だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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夏祭り

初めて一人で夏祭りに行った夜に書きました。2019.08.17■この歌詞はうたまっぷGunjo LyricsととPixivにも投稿しています。◼︎無断転載・法に基づかない引用禁止

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投稿日:2019/09/22 18:09:05

文字数:372文字

カテゴリ:歌詞

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