篠突く雨に 濡れて揺れる 淡い紫陽花の花
儚く可憐な華模様 移ろう感情(こころ)映して

雨に煙る石畳 紅い蛇の目の傘
すれ違う美しい女性 螺鈿の簪

水無月の雨すだれ 灰色の空の下
雨音だけが 耳に響いて 切なさ募る


水面を叩く 雨の雫 揺らぐ紫陽花の影
決まらぬ花色雨模様 わたしの心染めてく

時を刻む砂時計 碧い砂さらさら
はらはらと涙零れて 滲む手紙の文字

水無月の夏の宵 窓辺揺れる風鈴
哀しく響く 鈴の音抱いて 瞳を閉じる


水無月の雨すだれ 消せない恋心
苦しくて 忘れたいのに 想いは募る 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

紫陽花

紫陽花をテーマに片想いの歌詞を
書いてみました。
解釈は御自由にどうぞ。

書き上げて気づいた。歌詞短っ!

閲覧数:156

投稿日:2012/05/07 11:54:00

文字数:260文字

カテゴリ:歌詞

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