エルフ
投稿日:2008/04/02 20:45:02 | 文字数:686文字 | 閲覧数:234 | カテゴリ:歌詞
リアルから生まれたファンタジー。そしてそのリンク。
大サビを思いついた途端に爆発的にイメージが膨らみました。
昔の昔から彼らはいた 森とともに生きる人々
太陽を友に 季節を糧に 土をはだしで踏みしめて
未来の未来まで彼らは在る そう信じて疑わない
けど永遠は続かず 終わりの鐘は 鈍い音立て鳴り響く
森の向こうから やってきた彼らは 木々を 森を 奪い去り
整った道と アスファルトを背に 嘆く人々に銃口を向けた
今際(いまわ)の際(きわ)に人々が残すは 全てのココロを吐き出した叫び
それは歌ではなく 音でさえも無い 「生きたい」と願う魂の慟哭
それらは血と共に 土の奥に染みて 誰かのエゴが厚く舗装(フタ)をする
声に出ること無い 切なる祈りを 足元に眠らせて 街は輝く
いつか必ず人はうつろい 彼らの街も滅びをたどり
温もりは冷めて 明かりは消えて 賑わいは風に溶ける
棲む命など無く 木霊奏でるだけ 街の抜け殻の土の奥には
憎しみは風化し 怒りも腐り果て 「生きたい」と願うココロだけが残り
そのココロ吸い上げ 時を経て芽吹いた 草木たちが舗装(エゴ)を突き破る
乾いた風の 祝福を受けて 眠っていた祈りは花を咲かせる
幾千年がすぎ 緑溢れる廃墟(まち) 木々はココロを思い出す
そうだはるか昔 この木漏れ日の下 僕らは生きていたんだと
土の下に眠り 木となり風となる 彼らの魂は想う
願わくばもう一度 今度こそ永遠に ここに僕らを……
それはココロではなく とっくに擦り切れた ただの木霊する妄想
けれどその願いは 強く強く響き 命持ち動き始める
そしていつかの時 剣持つ人間が その楽園に迷い込み
敵意と後悔と 少しの憧れを 震える唇に乗せ その名を呼ぶ
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砂原ムゲン
遠く離れて打ち合うのは 金属の音
剣(つるぎ)の舞か 乙女の舞か
果て無き砂原(すなはら)が見せる
無限の幻か
命がけの戦いを 水を差すのは
砂原ムゲン
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蒼月演舞
清(さや)かに 蒼い月が 照らす夜(よ)には
静かに 友の奏でる 音色(ねいろ)に舞う
花は 笛吹く人の 息吹の端に その身合わせて 震え
鳥は 琴弾く人の 指の撓りに 首向けて
届けよ 古に 舞いながら 想う姿
蒼月演舞
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ツンデレなんかじゃないもん!!
※
あんたなんか好きじゃないもん
(ほんとは大好き)
あんたなんか好きじゃないもん
(死ぬほど大好き)
ツンデレなんかじゃないもん!!
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魔獣
紅蓮の炎がすべてを焦がし
歯向かう者達切り裂く爪牙(そうが)
銀の髪を風になびかせ
大地震わす雄叫びは草木もひれ伏し
破壊と混沌撒き散らし大地を朱(あけ)に染める
魔獣
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君影草
音の無い 形だけの小さな鈴
心を伝える事無く ただ錆びて
伝えたい『想い』があるの
聴いて欲しい『音色』があるのに……
途方も無いくらい未来は不確かで
君影草
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秘密結社ジャスティス(仮題)
砲声轟く戦場に、一陣の風が吹きすさぶ
砂塵の向こうに隠れるは、自らに似た戦士の姿
同じ母なる海から生まれたのに
なぜ我らはいがみ合うのか?
答え得られぬ疑問にその膝を屈しても
秘密結社ジャスティス(仮題)
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わが行くは星々の大海
異国の風を受け止めて
今降り立つ
未知なる大地 踏みしめて
さあ駆け抜けろ
見上げた空には見知らぬ星々
わが行くは星々の大海
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凪
揺り篭
たゆたう
大海 の
真ん中
まどろむ
凪
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絶対王者
お前の心
お前の体
お前に関る総てのものを支配しよう!!
私からは逃げられない
私に関る総てのものから逃げられるわけがない
絶対王者
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幻虹
あめあがり そらに
かかるにじよ
あかやきいろみどり
ふしぎなはし
ゆめのようないろ
幻虹
普段は方々のコミュニティサイトを徘徊している消費型人間です。
音感も打ち込みの技術も無い見専聴専ではありますが、
詞に曲を付けて頂いたとき、心を撃ち抜かれた気分になりました。
嬉しくて言葉に出来ない、そして何かに目覚めそう。
創作の輪が繋がるって素晴らしいことだと思います。