普段は方々のコミュニティサイトを徘徊している消費型人間です。 音感も打ち込みの技術も無い見専聴専ではありますが、 詞に曲を付けて頂いたとき、心を撃ち抜かれた気分になりました。 嬉しくて言葉に出来ない、そして何かに目覚めそう。 創作の輪が繋がるって素晴らしいことだと思います。
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誰が為に剣を執り
何が為に道を征く
胸に秘めた答えは
物言わぬ土と共に
埃舞う荒野の果て
朽ち果てた栄華の様に
鋼の如き誓いは
風と血にくすんでゆく
己の足で歩くための
力求め掴む手...Adventurers:03/Gnome
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誰が為に剣を執り 何が為に道を征く
口には出さぬ答えは 燃え盛る炎の中
遠き明日はまだ見えず 過ぎし昨日は夜の果て
胸にくすぶる火種は 何も照らす事は無く
旅立ちの日の記憶は 面影さえも薄れて
僕が旅路の果て、ここに いる理由忘れていくけど
胸の奥残る夢の欠片 掲げればきらめいて
迫る闇を赤く裂いて...Adventurers:02/Salamander
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誰が為に剣を執り 何が為に道を征く
そっと呟く答えは 吹き荒ぶ風に溶けた
記憶も霞む故郷は 口ずさむ歌の中に
明日の場所を訪ねて 霧に煙る道を行く
旅立ちの日に語った 途方もない夢の話
歩くたびに靴と共に すり減って潰れて行くけど
手の中に残る夢の欠片 掲げれば風に乗り
霞む今を吹き晴らして 地平の...Adventurers:01/Sylpheed
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幼い頃の思い出 ノートの切れ端で折った飛行機
そいつはとても不恰好で 飛べやしなさそうな代物
それでも僕は笑いながら 全力でそいつを空に投げ
一瞬で床に落ちても 楽しくて笑っていた
少し昔の思い出 プロペラのついた小さな飛行機
そいつはどこか継ぎ接ぎで 少しだけ不安だった
それでも僕はゴムを巻き そ...夢の翼
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十人前のこの僕は うまれついての後ろ向き
一番アテに出来ないものは 自分自身と言い張れる
何も出来ないこの僕は 今日も変わらず後ろ向き
吸い込む空気は重たくて 消えたいと常々思ってる
喉まで出かけた言葉と共に 飲んだ想いは数知れなくて
吐き出す場所も分からないまま 張り裂けそうな胸を押さえた
諦めて...後ろ向きに振り向いて
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そこには何もなかったんだ 真っ白な部屋の真ん中に
あなたたちは佇んでた 誰の色にも染まらぬまま
そこには想いが満ちてた 光も闇も混ざった中で
あなたたちは歌っていた その全てに応えながら
笑顔の跡も 罵声の跡も 消えてしまいなどしない
さあ思い出そう 幾千の色を 全てみんなの歌声
We're rol...Roll-Arounder
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暗く赤く燃える炎だけが僕を照らす地の底
断末魔の響く牢獄の中をうなだれて歩く
あるとき身を焼くような何かを背に感じ上を向き
そこに微かだけれど白い光が見えることを知った
光の向こうに誰かが見える気がして
それが息苦しくて上を向いた 涸れかけた声を上げて……
「お願いだ僕を見ないでよ」一筋の光に向けて...スパイダーズ・スレッド
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夜空に浮かぶ幾億の星たちよ
その光の幾つが今生きていますか
雲ひとつ無い冬の日 吐く息凍る山の上
僕らは二人寄り添って 無限に続く空を見た
星空見つめた君は 毛布の中からまっすぐに
人指し指を突き上げて 小さな星指しこう言った
あの星はもうどこにもないんだって
その光だけ今もここに届いているんだよ
...残光
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「僕の心の中の 古ぼけた一枚のレコード
録音したのはただひとつ 君の嬉しそうな声
もう二度と会えないと 僕は分かっている だから
悲しい夜は君を思い 想い出に針を落とす」
『私の胸の中の 古ぼけた一冊のアルバム
挟まってるのはただ一枚 君の嬉しそうな顔
もう二度と会えないと 私分かってるの だから
...忘却のワルツ
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真っ青な草のじゅうたんを 希望とともに踏みしめた
僕たちは同じ未来図描き 町の名前を大地に刻むよ
別に大きな夢なんかじゃない 皆と笑顔で楽しみたいだけ
そんなつもりで作り書き奏で 町は大きくなったはずなんだけど、なぁ
立ち並んだ 灰色のビルは空を四角く切り取って
絶え間なく 発せられるノイズが耳に突...ピアハンズ・ワークス
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暗い闇が揺れ動く 箱が開く音がする
銀の身体は蛍光灯の光を照り返す
貴方は決心したような あるいは楽しそうな
顔を見せて私を手に取った
どうして私を選んだの? 私で何をするつもり?
そんな事は聞くだけヤボでしょ?
だから私は貴方の指の 温もり感じた瞬間
声無き叫びを放つの
“Give me your...Revolver.39
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どこかのデパートの売り場の片隅の
人気も無いようなちっぽけな展覧会
だけどなぜか僕は吸い込まれるよに
何度も何度だって足を運び続けた
理由なんてない ただ「いい」と思っていた
一枚の絵の脇に 座っていた君はある日
顔を上げ目を合わせ僕に向け微笑んで
「いつも私の絵を見てくれてありがとう」
そう一言投...Dearly Word
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昔の昔から彼らはいた 森とともに生きる人々
太陽を友に 季節を糧に 土をはだしで踏みしめて
未来の未来まで彼らは在る そう信じて疑わない
けど永遠は続かず 終わりの鐘は 鈍い音立て鳴り響く
森の向こうから やってきた彼らは 木々を 森を 奪い去り
整った道と アスファルトを背に 嘆く人々に銃口を向け...エルフ
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そこには何もなかったんだ 真っ白な冬の草原を
あなたたちは歩いていった 地図もコンパスも持たないまま
そこには苦難が満ちてた 光見えない茨の道
そこをキミは歩いていった 茨にその身裂かれながら
その足跡が その血の跡が 消えてしまわないうちに
さあ走り出せ 彼らの後を それが僕らの使命さ
We're...Road-Roller