捻くれダスト


四方八方 透明な壁
弱く、卑しい心を囲む
それだけで良かったはずが
何もかもが遠ざかっていた

またまたその気まぐれだ
「何とかなる」呪文
そうしてやってきたツケは
まさに、今、来たのだ

あー 水の中 ただ投げ入れて
見ないようにしていた 重い泥
その沈殿に溺れる様は
我ながらに酷く滑稽で

白く 白く 濁ったダイヤ
知らず知らずに踏み潰して
せせら笑い去る人影
僕は何時も忘れちゃあいない

何を言うんだ どの口が
僕の言い訳
怠惰に生きた分の罰を
今受けているだけだろ?

あー
優しさと皮肉の数を
数えては何度も閉じ籠る
ただ 捻くれた 僕の心は
このくらいが丁度良かったのです

幾つもあった選択を
犠牲にしても
暗い路地裏で蹲る 

人間が出来ただけだ

白昼に夢見た現実は
足りていない覚悟で消え去った

今残っていた罪悪の手が
僕の首に少し触れたトコだ

ああ限られた時間の中で
やり直しがきくなど仰せども
誰彼の手だって拒んできた
腐り果てた性根をどうすりゃいい?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

捻くれダスト / イチダヨウ feat.鏡音リン (歌詞)

捻くれダストの歌詞です。

閲覧数:60

投稿日:2022/10/13 21:11:20

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました