断る理由もなければやることもない久慈崎 尚だったが
いざ行くとなるとどこにするべきか全く思い付かなかった

それはどうやらミクも同じ様なのでとりあえず二人で栄えてる市街地にでることにした

市街地は相変わらずな感じであったが、季節に合わせた飾り付けがなされていた

「ここは結構色々なものがありますね」

と言いながら周りをキョロキョロ見回すミク
少し興奮気味なのは置いといて
とりあえず歩きながらショッピングをすることにした
「あー、これもかわいー!尚さん、ついて来てください!」

と、俺の手をとり店に入ってくミクの顔は、

それはもう

最高潮に興奮しているようで目が渦巻きになっていた

そんなミクも可愛いと思う俺は阿保だと我ながら思う
が、余りにも興奮しすぎなのでとりあえず落ち着かせる努力をしてみた


「落ち着け、可愛いものは逃げないから」

と言いながら俺はミクの頭にチョップを決めた
がしかし、逆に手が痛くなった

「うわぁ!ってあれ、大丈夫ですか?」

その様子をみてようやくミクは落ち着いたのだった


「これかわいーですよね」
とミクが指さしたのは、でかいぬいぐるみだった
しかもなんか普通の熊とかじゃなく、機動戦士モノ

とりあえず理解ができなかった

「これ、かわいーですよね」
と、俺を斜め上の目線でみてきた

恭也に聞いた話だか、この目線がかなり男は弱いらしい


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

AiM&Yu その5

再開しました

またよろしくお願いします

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投稿日:2010/10/31 05:37:33

文字数:601文字

カテゴリ:小説

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