　　分かってたんだ　別れの時が近いこと
　　Ah...それでも信じたくなかっただけ
　　言わないでよ「別れよう」だなんて
　　まだ僕の中じゃ終わっていないのに

　　君と初めて出合った季節と同じ
　　あの日も真っ白い雪が降ってたね
　　「寒いよ」と言えば君は必ず
　　温かいマフラーを僕にくれた
　　そして手を握ってくれた　そっと　ギュっと
　　ねぇ　僕は知ってたよ
　　君の耳が赤かったこと
　　いっぱいいっぱいな君も大好きだったよ

　　また会えるかな
　　今だけは泣くことを許してよ神様
　　また会いたいよ
　　でもその時に笑う自信はまだないんだ

　　終わりが近づく　もうすぐだね
　　あの日と同じ雪が降ってるね
　　「嫌だよ」と泣いても駄目なんでしょ？
　　分かってる　迷惑だよね
　　だけどこの手を離したくない　ずっと　ギュっと
　　ねぇ　ほんとは分かってたよ
　　君の気持ちが冷めてたこと
　　それでも僕にたくさん優しくしてくれた

　　もう会えないよ
　　君の隣は僕のものじゃないんだから
　　もう会いたくない
　　僕以外の誰かと一緒だなんて見たくない

　　分かってたんだ　別れの時が近いこと
　　Ah...君の手をそっと離すけど
　　言いたくないよ「サヨナラ」だなんて
　　まだ僕の中には君がこんなにも...

　　今だけは許してね　そっと　そっと
　　ねぇ　明日からは笑うから
　　今日だけは君に寄り添って
　　いっぱいっぱい泣いてもいいよね

　　最後に言いたい　君に「ありがとう」