それはまるで刹那に咲く
赤い花のような
淡くそして儚く舞う
夢物語です



水面(みなも)を鏡のように
粉々に砕けてしまえたらいいのに
すべて壊してしまえたら
こんなに嫌いな自分を消せるのに

始まりと終わりの渦を
私は永久に繰り返す

孤独に染まる赤い花は
何を想いて咲き乱れる
潰れてしまいそうな心を抱いて
泣けないから叫ぶのです



触れたものを私の意思で
自由に操れたのならいいのに
自分勝手な思考回路
引き千切りたくなる

始まりと終わりの輪廻
私は永久に繰り返す

孤独に染まる赤い花は
何を嘆いて散り急ぐの
張り裂けてしまいそうな喉をかぎり
叫べないから逝くのです



孤独に染まる赤い花は
何を感じて咲き誇るの
まだ離れたくないと腕を伸ばす
逝けないから泣くのです

孤独に染まる赤い花は
何を想いて咲き乱れる
潰れてしまいそうな心を抱いて
泣けないから叫ぶのです

孤独に染まる赤い花は
何を嘆いて散り急ぐの
張り裂けてしまいそうな喉をかぎり
叫べないから逝くのです

孤独に染まった赤い花を
静かに抱き寄せて祈り捧ぐ
枯れてしまいそうな彼岸花
もう咲けないから枯れるのです

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼岸花

和風に和風にしようと思ったんですが、アレ、なんかちょっと違うような…?
もしも曲をつけてくださる方がいらっしゃったら語呂合わせのために
多少歌詞を変えてくださってもかまいません。いや、いないでしょうけど(笑)

閲覧数:77

投稿日:2010/10/14 12:35:13

文字数:499文字

カテゴリ:歌詞

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