私の前 現れた救世主(めしあ)
一つも欠けてない完璧な姿だった
緩く握った手にキラキラが滑り込んじゃって
理想像(あいである)を見るとひどく不安になる 手の中で笑った虹色の火が
語りかけてきた あなたを削れば削った分だけ
美しくなる
指先が震えて 思わず落とした理想像(あいである)
ぶつかって砕けてたちまちに別のもの
頭痛くてもそもそも無くても
がらくた同然の身体を愛していたの
待った待ったかけても 言葉をかけても
知っちゃった下位互換(ろぉえんど) 欠けた断面の冷たさを
いま光出した一握りの破片が
手に示すように目盛りを刻んだ
瞬間流れ出した葡萄色の一脈で
濡れた意思表示(ぽすちます)を忘れたくない
私の前 現れた救世主(めしあ)
完璧が故に疑いかかって偏執病(ぱらのいあ)
いつもの病院食が 星付品(みしゅらん)
そんな気持ち悪さを纏って佇んでんだ
窓際に飾った無数の元完成品(こんぽねんと)が
光の加減で姿を変えた
ああそんなになって尚健気に踊るのか
不完全な自分達に意味を見るのか
未完成の私はただ
下を向いて忘れ去られてった
ならばせめて私だけは
穴の向こう側の景色を
頭痛くてもそもそも無くても
がらくた同然の身体を愛していたの
待った待ったかけても 言葉をかけても
知っちゃった下位互換(ろぉえんど) 欠けた断面の冷たさを
空いた穴が埋まることはなくて
覗き込んでみても景色を写すだけだ
じゃあ私だけはこの景色を覚えてって
変な絵の具で想い出(きゃんばす)に描くわ
あなたじゃない何者かに変わった
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ファントムP
おそらをとぶゆめ
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ねんね ねんね かわいいぼうや
ゆらり ゆらり ゆりかごのなか
おそらをふわり とぶゆめみるの
ねんね ねんね ねんねんころり
ねんね ねんね いとしいぼうや
ゆらり ゆらり まどろみのなか
ことりといっしょに とぶゆめみるの
ねんね ねんね ねんねんころり...おそらをとぶゆめ

慧流
生を選べ 割れそうな頭で
名を選べ 裂かれても尚
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変わらずいる自分に不安抱いて
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真麻
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漆黒の王子
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それはそれはとても心地良いのだろう
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日暮れこ
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