「さて、ただ今ジャスト3時50分でござる。ここからは、拙者が司会の『がくっぽいどの相談』をお送りするでござるよ」
マイクを持ったがくっぽいどがはにかみながら、カメラに向けて言う。
「今回はスペシャルなゲストが、何と2人も来てもらったでござるよ」
そう言うと、カメラはスペシャルなゲスト2人にあっさりと向く。
「ツッコミし隊!でおなじみの、ミクちゃんとリンちゃんでござる!!」
あちこちから拍手の音。ミクはにこにこしていたが、生粋のツッコミのリンはちがった。
「ちゃん付けしないでよ! がくっぽいどっていう人!!」
びしっと完璧にがくっぽいどを指さし、りんは叫ぶ。
「え? だめでござるk「だめだよ、ちゃんとさん付けしないと。空飛ぶタワシが今に落っこちるよー」
がくっぽいどの言葉を遮り、リンは素知らぬ顔で言う。
「・・・さすがツッコミし隊。すっかりペースにはまりそうでござる」
「はまればいいのにねー」
「そうだねミクー。そして、最終的には、この番組を乗っ取っちゃおうとしてるけどねー、はっはっはー」
冷や汗を拭くがくっぽいどに、ミクとリンは小声で、しかしがくっぽいどにも聞こえるように言い合わせる。
「これじゃ番組が成り立たないので、無理やり進行するでござる。2人は、何か相談したいことはあるでござるか?」
「・・・んー」
「そうですねー・・・」
リンとミクは、しばらく考えてから、
「「ツッコミが一番!!」」
と、2人一緒に言った。
「やっぱり、ツッコミするのが仕事ですからね、私たちは」
「ツッコミまくりますよー」
ミクとリンは畳みかけるように言う。
「・・・では、悩み事はないということでござるか?」
再び冷や汗をぬぐいながら、がくっぽいどは言う。
「そうそう! それに元々、この番組に出演するつもりもないからねー!!」
「もう出演しちゃってますけど・・・」
リンの言葉に、ミクはぼそっと言いかける。
「あ、ちがった。出演するつもりが無かったんだった。どうしても、断れなかったんだよなー」
「何でしょうかね?  ほんとは断るつもりだったんですけどね??」
「多分、スタッフさんからの圧力」
「あー・・・、それは確かにあるかも・・・!」
「というわけで、ミクさん。今日も、たくさんツッコミしましたねー」
「そうですね。それではみなさんごきげんよー!」
「来週まで、さようなら―!!」
勝手に終了宣言をして、カメラに手を振るミクとリン。その後ろで、
「・・・」
無言のがくっぽいどの姿があったのだった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あの番組にツッコミし隊! 【がくっぽいどの相談】

こんにちは、もごもご犬ですこんばんは!
大作戦の合間にちょっと息抜き。
この作品は、確か木曜日だったかな。ぶっちゃけ、部活で書いていました!!←
でもね、ちゃんと部活する時はすごいんだからね!
何がすごいって・・・、・・・集中力とか??
去年の夏の部活はすごかったなー。今年は去年以上にいい作品を作りたい!><
という決意はさておき、ちょうど書き始めた時が3時50分だったっていう・・・。思わず時計に見入ってしまいましたよ。ついでに先輩にも言っちゃったような・・・wwww
多分、先輩分かってるだろうな。
っていうか、結構私の正体知られてるwwww
別に、いいんですけど・・・半分、正体さらしたの私からですからね! ・・・ちなみに、後輩は分かるのかな? 一応、鞄にパンダの人形みたいなのをぶら下げてるから、もしかしたら分かってる人いるかもww いたらいいな!

・・・全く、関係のないことをぐだぐだ言ってしまったので、今回の作品を書いた感想を1つ。
がくっぽいどは、二度と作品に出すものかと改めて思いました←
まぁ、出すとしても、・・・んー。
今まで書いたことないけど、イラストとかで見かける『死亡フラグ』というタグを参考にしようかなと思います。
だって、がくっぽいどにはお似合いだよ、絶対。
次からは、そうしようそうしよう!

次回も、お楽しみに!^^

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投稿日:2011/04/24 13:15:41

文字数:1,054文字

カテゴリ:小説

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