ふわりふわり生きている
その日その時向こう見ず
指に灯した不幸の火花
散ってあなたに引火する

堂々としてるのは
誰も愛さないから
私も愛さないから
だけど愛したフリする

イタイイタイは嘘を吐くから
自業が燃えて胸を焼く
飾りの愛は捨て去ればいい
分かっても手が届かない
自爆ボタンまで

うつらうつら揺れている
あの日あの時省みず
心汚して情けの花は
散ってあなたに渡さない

飄々と振舞うの
誰も信じないから
自分も信じないから
だけど信じた顔をする

イタイイタイは嘘を吐くから
自得はあなた捨てたこと
虚ろの愛を繰り返しては
辛くても指伸ばさない
救助ボタンまで

のらりくらり過ごす
ほらみんなの私
両手を広げてみせて
頭の中で舌を出す

イタイイタイは嘘を食した
あなたが今も優しくて
無視して他と手を繋ぐのは
傷つけた目があなたへと
追いつかないよう　　　　　　