S1
雨の日の帰り道
きみといる当たり前
だからまだ
きみの横
違う傘見るの慣れてないだけ
A1
しとしと降りだす雨の音心地よくて
気づくと隣に並んだ傘は黒色
差す傘その分離れた肩が好きで
隣にいるのは雨の日それだけで
B1
雨音まぎれに迫る足音にね
心がはねるのは何故
気づかないふり
S2
きみの声濡れた髪
見てるのは私だけ
だったから今はまだ
寂しさがあるのなんて言い訳
A2
朝から雨降り続いて止まないでね
こっそり祈るのきみにも届くかな
B2
遠くに見える赤色追う目線に
ほんとは気づいてたの
認めたくない
S3
雨の日の帰り道
いつもと違うの遠く見える
きみの傘横に赤
今はただきみの隣いたい
C
雨の日と限られてる帰り道だけで
それでいい離れないでお願いだから
S3
きみの声濡れた髪
見てたのは私だけ
だったのに今はもう
違う人のもので
S5
だけどまだ消えてない
記憶の中でのきみの傘が
滲むから傘を捨て
濡れた頬止まぬ雨が隠すの
(以下、字数に合わせた表記)
S1
あめの ひの かえり みち
きみと いる あたりまえ
だから まだ きみの よこ
ちがう かさ みるの なれて ないだけ
A1
しとしと ふりだす あめのね ここちよくて
きづくと となりに ならんだ かさはくろいろ
さすかさ そのぶん はなれた かたがすきで
となりに いるのは あめのひ それだけで
B1
あまおと まぎれにせまる あしおとにね
こころが はねるのはなぜ きづかないふり
S2
きみの こえ ぬれた かみ
みてる のは わたしだけ
だった から いまは まだ
さびし さが あるの なんて いいわけ
A2
あさから あめふり つづいて やまないでね
こっそり いのるの きみにも とどくかな
B2
とおくに みえるあかいろ おうめせんに
ほんとは きづいていたの みとめたくない
S3
あめの ひの かえり みち
いつもと ちがうの とおくみえる
きみの かさ よこに あか
いまは ただ きみの となり いたい
C
あめのひと かぎられてる かえりみち だけで
それでいい はなれないで おねがい だから
S4
きみの こえ ぬれた かみ
みてた のは わたしだけ
だった のに いまは もう
ちがう ひと のもので
S5
だけど まだ きえて ない
きおくの なかでの きみのかさが
にじむ から かさを すて
ぬれた ほお やまぬ あめが かくすの
ご意見・ご感想