三番街の忘れられた小さな並木道
あの子は今日もひとりきり 街灯の影と背比べ

誰がいつそう呼んだのだろう 三番街の「ガイコツ通り」
あの子は今日もひとりきり 花びらの影を数えてる
長く伸びた影が寄り添ったのは
遠い遠い昔のお話

「また明日」が来るなんてこと
思い込んでいたかったよ
ハロー ハロー エコーするアロー
「キミ」は今日も来ない

めぐり めぐる 世界は進む
あの子を置いて進んでいく
ガイコツ通りをあの子は歩く
雪を踏みしめて歩いていく

三番街の忘れられた小さな並木道
あの子は今日もひとりきり 来ない誰かを待ちぼうけ
長く伸びた影はひとつきりで
最後に笑ったのはいつだっけ

「また明日」が来るなんてこと
思い込んでいたんだよ
ハロー ハロー エコーするアロー
「ガイコツ通りで待ってる」

まわり まわる 世界はめぐる
あの子の言葉を置き去りに
ガイコツ通りをあの子は歩く
花びらをしいて歩いていく


めぐれ めぐれ 世界よ変われ
変わらないものなどないのだと
ガイコツ通りのあの子もきっと


めぐり めぐる 世界は進む
あの子はずっと待っていた
ガイコツ通りであの子が泣いた
「ねぇ、あの世の話をしてよ」

まわる まわる いのちはめぐる
時も場所も世界も超えて
ガイコツ通りにあの子はいない
ガイコツ通りにあの子はいない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ガイコツ通りのあの子

三番街の「ガイコツ通り」には、いつでもあの子のための花がある。

閲覧数:132

投稿日:2013/06/11 02:07:12

文字数:574文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました