[エンドルート セレクターズ]

燭台の炎が 吹き消されるみたいに
今この時も 誰かが死んでいる
手紙を遺す人 遺さない人も皆
絶望ばかり抱えて世を去った

堕ちて終わる止まる未来を選んだのは
此の世界よりも地獄が眩しかったから?
希望に追い縋ることに疲れ果て
息をすることさえもが苦しかったから?

分からないのさ
きっと分かれやしないね
全てを捨てた 貴方の事なんて
ねぇ、もしも世界が
僕らを愛したのなら
貴方は此処で 笑ってくれたかな


水平線の果て 夕陽が落ちる様に
嘗てのあの日 貴方は死んでいた
手紙も無いままに 理由を告げることもなく
棺に抱かれ 唇を閉ざした

どうして何もかも 教えてくれなかった?
僕は貴方に 何も出来なかった

朽ちて終わる、そんな未来を描いたのは
此の世界よりも地獄が眩しかったから?
希望にさえも打ち捨てられたことが
貴方にとってどれ程惨めだったの?

堕ちて終わる止まる貴方を嘆いたのは
此の世界よりも貴方を愛していたから
どんな言葉や光が輝いても
貴方こそが僕の希望で未来だったから

死にたいならば
僕は止めなかったさ
それが貴方の 望みだったのなら
でも、僕は生きるよ
まだ生きていたいから
旅立つ人よ どうか幸せで

あぁ また逢う日には、笑って逢えるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

E√selecters

閲覧数:162

投稿日:2019/07/08 13:39:37

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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